オールドサテンドパイン ヴィクトリアンシェーズロング


今から130年ほど前、19世紀後半の“レイト・ヴィクトリアン”に製作された“シェーズロング”(長椅子)です。
かなり古い時代につくられた貴重なアンティークです。

・・一見、フレンチウォルナットかと見紛う少し赤みの含んだ艶のある木肌。

こちらは大変珍しいオールドパイン製のシェーズロングになります。
しかも、目が詰まり年季を経れば経るほどに艶を増す、”サテンドパイン”という銘木が使用された逸品です。

ずしっと重みのあるサテンドパインに施されたカービングも、とてもリアルなハンドメイド製で、
見るからに当時の上流階級がオーダーした特注家具であることは想像に難くありません。

スクロールのアームレスト、大きくシェイピングされた背面板、彫りの深い重厚な“ターンドレッグ”、
そしてこの時代らしいデザインの、脚元の真鍮製ブラウンチャイナキャスター(陶器ホイール)、と
まさに21世紀まで生き続けている、リアルタイムな“ヴィクトリアン”スタイルです。

ちなみに西洋家具では比較的ポピュラーなデザインのシェーズロングですが、
日本ではあまりお目にかかることの無いタイプの“ソファ”(寝椅子)ですので、
ちょっと新鮮な印象をもたれる方も多いのではないでしょうか。

かく言う筆者も、もとはその中の一人。
実は未だに、今ひとつ、実際に利用している状況に“ピン”ときておりません・・。

はるか紀元前の昔、古代エジプトの時代から長椅子に親しんできた民族と、
地べたに、ごろんと横になることを昔から常識としてきた、大和民族とでは、
全く生活スタイルが違いますからね。

でも、ちょっとこんな長椅子に、ごろん、としてみたい。
・・それは、万国共通でしょうけど。

(Buyer/YM)



価格(税込): 148,000 円
参考市場価格: 148,000 円
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