ゲブルダートーネットGebrder Thonet 214K


これぞ「曲げ木椅子の神髄」!
ドイツより入荷しましたトーネット社製のベントウッドチェア、Model No 214Kになります!

信じてくださいね、この赤い脚。
決してプラスチックの成型品などではありませんよ。

正真正銘、1本の無垢の天然木を曲げて、結んでいるのです!

これが、ベントウッドファニチャーの元祖、トーネット社のスーパー曲げ木技術!!
150年間、積み重ねてきた歴史の証しです。

さて、ベースとなっているモデルは、世界で最も多くつくられたといわれている稀代の名作椅子、
旧トーネット社のミヒャエル・トーネットがデザインした”No14”。

今から150年以上前、1859年に発売されたそのNo14を、ドイツ・トーネット(現ゲブルダートーネット社)によって
モダン風にリ・デザインされたのが、No14の後継モデル、 こちらの"214"になります 。

こちらのチェア ”214K” は、その214のバリエーションの1つで、
曲げ木技術をアピールするための「飾り椅子」として作られたレアモデルです。

こちらの214Kを製作したドイツ・トーネット社につきましては、
現在、旧トーネット社の商標(ブランド)を使用できる唯一の企業になります。
つまり、こちらの商品名は正式に ”トーネットTHONET214K” と表記できるのです。
(他の会社では ”トーネット” とは表記できません。)

文字通り、ドイツ・トーネット社は旧トーネットの「のれん」を受け継いだ「本家」ということになります。

ただし、こちらなどでご紹介しております通り、かつて存在しました本来のトーネット社(ここでは旧トーネット)は
1918年に消滅し、現在では存在しておりません。

グローバル企業だった旧トーネットは、二度の世界大戦で各国の販社や工場単位で分断され、
戦後、7社の現トーネット・ファミリーに分断されてしまいます。

中でも、ドイツ・トーネットをはじめ、オーストリア・トーネット、チェコ・トーネット(TON)、
ポーランド・トーネット(FAMEG、Paged)の現在の5社は、旧トーネットの生産技術を直接受け継いでいて、
最も旧トーネットに近いトーネットファミリーといえるでしょう。

しかし、さらにそれらの新トーネット5社の中でも、創業者一族が中心となって、
フランケンベルグ工場をベースに再建したドイツ・トーネット社は別格。

技術だけではなく人的な血縁が深く、すなわちミヒャエル・トーネットのDNAをも受け継いだ
正統な後継者と言うことができます。

有名なバウハウスとのコラボによって生まれたデザイン家具なども受け継ぎ、
発展させてきた実績は、ファミリーの名主にふさわしい功績です。

そのドイツ・トーネットが、「曲げ木技術の元祖」のプライドをかけて開発、
ハンドメイドにより製作したのがこちらの214K。

214Kは高価な受注生産品のため、本国ドイツでもほとんど見かけることはなく、
ユーズドファニチャーのマーケットでも出回ることはまずありません。
デニムが今回ドイツで入手できたのは全くの幸運でした。

こちらの214Kは、オランダの企業のショールームでディスプレイされていただけ、という「展示品」でした。
そのため、基本的にはユーズドコンディションになりますが、限りなく未使用品に近い極上品です。
デッドストックといわれてもわからないくらい、と思います。

現在でも生産されている現行品のため、日本でも新品の入手は可能なので、
214Kには「定価」というものが存在いたしますが、
○イデックさんのHPを見ると、新品の販売価格は何と177,450円!
現地価格でも1,080ユーロ(1=現在約130円)ですので輸入費用を考えるとそれほど内外の差はありません。

しかもこちらはケインシート仕様で、特色のレッドで2色使いとなっていますので、
実際にはさらに値段はアップしていたものと思います。

ということで、デニムが扱ってきたベントウッドチェアの中でも最高クラスに高いサイドチェアになりますが、
それでも、相場からすると破格値ではないかと思います。

ベントウッドチェアコレクターの方、トーネットファンの方、
お見逃しなさらないようご案内させていただきます。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません!

次のオーナー様が見つかるまでは、デニムの大切なコレクションとさせていただきます・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 152,280 円
参考市場価格: 152,280 円
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