アンガスANGUS スーパーオーク ロールトップデスク

イギリス19世紀末から20世紀初頭にかけて、すなわちレイトヴィクトリアンからエドワーディアンの頃、
イギリスで製作された高級アンティーク、“ロールトップ(蛇腹巻上げ式)”のライティングデスクです。
ややダークな、深みのある“ゴールデン”オークカラーがどちらかといえば男性的なイメージですが、
丸みを帯びた、やさしげな直線基調のフォルムですので、
女性の方がお使いになられても、とっても「さま」になると思います。
デザインベースは19世紀末の“ダービーデスク”と同様の、
古くから英国のオフィスシーンで使われてきたオフィスデスクのスタンダードデザインです。
製作メーカーはアンガスANGUS。
19世紀後半から20世紀初めごろまで存在していたといわれる会社で、
ロールトップ式のオフィスデスクではかなり有名だった高級ブランドです。
英国アンティークの専門業者であれば知らない人はいないほど、
高い技術に基づくハイクオリティなデスクをつくっていたことで著名な高級家具メーカーです。
ただ、アンガスはANGUS LONDONというマークを良く見かけるのですが、
こちらはANGUS MANCHESTER。
工場が移転したのか、あるいはロンドンに移転する前だったのか、
資料が少ないのでわかりませんが、もしロンドンに移転する前、ということであれば、
こちらは1880年以前につくられたものの可能性もあります。
それはANGUS LONDONが、1890年から1900年頃のアンティークを多く見かけるためです。
いずれにしてもアンティークのオフィスチェアがよく似合う、
生粋のブリティッシュ・メイドであることに違いはありません!
ウェーブを描くロールトップ、そしてアーチのようなニーホールデザイン、収納十分な8ドロワー、
ロールをあければ映画の1シーンに出てきそうな、緻密に構成された整理だな・・などなど。
「蝶」のように開く、珍しいロールトップのアンティークキーも貴重な当時のオリジナル品。
とても価値があります。
デニムではこのデスクを全て当時のままにレストアし、
21世紀の現代においても実用家具としてお使いいただけるように再生いたしました。
ロールトップと連動した引き出しのロックシステムなど、すべての機能が維持されています。
しかも、素材の良質なオーク材は引き出しの底板、背板や側板の鏡板など、
見えない部分の構成材ですら、贅沢な無垢材でつくられています。
しかも1世紀もの期間、ほとんど歪み一つ見せていない銘木級のマテリアル。
躯体全体に広がる、"タイガーオーク"の「虎斑杢」は他に類をみないほどの見事さです。
希少な実用的かつ最高級クラスのアンティークロールトップデスクになります。
・・筆者もオーナーに名乗りを上げようかな。
(Buyer/YM)
価格(税込):
315,000
円
参考市場価格:
315,000
円
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LOCKON CO.,LTD.