A Village Scene of Victorian period / Oil painting

デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。
ほのぼのとした古き良き時代のヴィレッジシーン。
素敵な額装に収められた風景画です。
作者のサイン入りのオリジナルペイントですが、残念ながらその名を判読することはできませんでした。
ラストネームが ”・・ rcham ” とぎりぎり見えるくらいです。
年代もかなり薄くて、1913年とも見えるし、1813年とも見えます。
建物のデザインや人のファッションを見ても、どちらとも言えそうですので、
ディーラーからの「1913年では?」という情報を信じることにいたしました。
ただ、商品名については、ヴィクトリア朝時代の街並みを描いたものとして、
”A Village Scene of Victorian period” とさせていただきました。
「古き良き」ヴィクトリアンの時代を率直に感じさせてくれる、ノスタルジックな作品だと思います。
さて、描写された絵についてですが、その街のメイン通りなのでしょう、
かなり長いまっすぐに遠く抜けた道で、比較的幅広の通りを、絵の中心に据えたごく日常の風景です。
その街を生きる当時の人々の、その生活シーンが印象的に描かれていて、
小さな画角の中に当時の空気が凝縮されているようです。
どこか仕事先にでも向かっているのでしょうか、でも急ぐ様子もなく馬車をマイペースで走らせる男性、
玄関先で話し込む主婦、放し飼いされた4羽の鶏と、それに見入る小さな女の子。
橋のたもとの芝生で寝そべる2人の男性、学校?それとも町役場のような施設でしょうか、
建物から出てくる老紳士、野良仕事の帰りのように見える子供を抱えた女性とその娘?・・。
本当にごくありふれた日常の風景。
でも、もし制作が1913年だったとしたら、実際には世の中は第一次世界大戦が始まる前年、ということなのですよね。
この、この上ない平和な風景は、戦争という嵐が始まる前の静けさを描いた、ということ?
いや、それとも戦争に向かうすさんだ世の中に厭世し、作者の理想郷を作者の身近な風景の中に描いた、ということ?
・・どちらにしても、良い絵というのは、眺めているうちにどんどんと想像力が掻き立てられる絵、
と思うのは筆者だけでしょうか?
実に心温まるファインアートです。
(Buyer/YM)
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