リントンズRingtons メイリングウェアMalingWareフラワーティーポット

アンティークコレクター必見のティーポット、メイリングウェアMalingWareです。
英国の家庭で長年保存されていたものです。
かなり上級者クラスのアンティークコレクタブルズです。
いや、紅茶ファンの方ならよくご存じでしょうか。
こちらはメイリングウェアというイギリス・ニューキャッスルに存在した有名な窯元の作品。
1963年にメイリングウェアのメイリング社がクローズするまで、2世紀にわたり16,500種類もの作品を算出した、
かつては英国を代表する名門陶器メーカーでした。
メイリング社は、16世紀にイギリスに定住したフランス人Malinのファミリーが、
18世紀にサンダーランドにファクトリーを設立した陶器メーカーです。
19世紀にはニューキャッスルにファクトリーを移転し、順調に発展。
その後、20世紀前半に社の最盛期を迎えています。
※詳しくはメイリングウェアのコレクターズ協会The Maling Collectors' Societyなるものが設立されていましたのでそちらをご覧になってくださいね。
で、こちらはそのメイリング社が最盛期に製作した、英リントンズRingtons社とのダブルネーム・ティーポットです。
リントンズ社も、メイリング社と同郷の、ニューキャッスルに拠点を置く老舗の紅茶メーカー。
紅茶メーカーと陶器メーカー、そして同郷ともなれば、
誰が想像しても蜜月の間柄であったことは想像に難くないですね。
おそらくリントンズが販売するオリジナルティーグッズやノベルティーは、
メイリング社が一手にOEMで作っていたのでしょう。
ポットの底面にはリントンズ社のネームとともに、控えめな大きさで”MalingWare”と入っています。
まあ、このネームの入り方を見れば、どちらの立場が上だったのかも、わかるというものですけど、ね
ところで、こちらは20世紀後半、英国アールデコの時代に作られたものです。
当時最盛期だったメイリング社の作品、ということになりますが、
このアールデコ風のフローラルデコレーションは、相当に評判が良かったようで、
現在でもこちらのモデルのミニチュア版やレプリカがリントンズ社より
たびたび発売になっているということです。
もちろん、現在の製作はメイリング社ではありませんが・・。
こちらのような当時のアンティークメイリングウェアは、今では欧米のコレクターが集め回っていて、
同じフローラルデコレーションのリントンズ社ジャグで£200(英1ポンド=160〜180円)もの
値がつけられているアイテムも見かけました。
確かに現代の感覚で見ても、とてもキュートなポットだと思います。
グッドセンスですね。
イギリスの紅茶党の方、いやもしかするとリントンズティーのファンの方が、
日本にも多くいらっしゃるかもしれませんね。
そんなこのポットの価値がお分かりになる方に、ぜひ・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
33,600
円
参考市場価格:
33,600
円
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