ヴィクトリアン ホワイト&ゴールド ロッキンガムティーポット


ヴィクトリアンのアンティーク・ティーポットです。
今から130年ほど前のポーセリン(白磁器)になります。

上品なホワイトとゴールド・・。
ヴィクトリアンらしいあでやかなフォルムのティーポットです。

つくられたのはおよそ19世紀後半、1870〜80年頃。
年代は信頼おける現地ディーラー情報です。

こちらは、コレクターの方には有名なコレクタブルズ。
ロッキンガムスタイルThe Rockingham Styleと呼ばれるティーポットです。

ロッキンガムティーポットとは、イングランド北東部のヨークシャーにある
スウィントンSwimtonで焼かれていた陶磁器のポットの総称で、19世紀に始まるとされています。

この土地の領主がロッキンガム侯爵Marquis of Rockinghamであったことから、
ここで焼かれた陶磁器をロッキンガムウェアと呼ぶようになったそうで、
中でも「手すり」と「天蓋」のついた独特のフォルムをもつ、
こちらのデザインのようなティーポットが特に有名だということです。

そしてまさにこちらは・・19世紀ヴィクトリアン、当時のリアルタイムなロッキンガムティーポット。

しかも、一般的に言って、このような金彩を縁に入れた白磁のティーポットは、
日常的というよりもフォーマルな場で使われていたようですので、
こちらのお品も、ほとんど使用感の感じられない状態。
とっておきの時節だけに登場する高級品だったことが推測されます。

残るべくして残っていたアンティーク、と言えそうですが、まだまだアフタヌーンティといえば、富裕層の特権だった時代。

当時のお金持ちの所有品とはいえ、1世紀以上前の日用品が
このようなきれいな状態で残っているのはとても珍しいです。
とても幸運なアイテムと思います。
この価格以上の価値はあるのではないかと思います。

もちろんコンディションにはアンティークなりの部分もありますが、
品質についても釉薬のガラス質も均一の艶があり、磁器としての質は高いものと思います。

デザインの美しさはご覧の通り。
スタンダードなロッキンガムスタイルです。

スクロールのフットデザインは、ロココリバイバルのヴィクトリアン様式。

そして、その当時好まれていた金彩も、華やかなりしヴィクトリアンを思わせるチャームポイントです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 18,900 円
参考市場価格: 18,900 円
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