クロッチマホガニークイーンアン ネストテーブル


イギリス1940年代に製作された、スライド式のネストテーブルです。
当時、かなり高級品だったと思われる家具です。

“ネストテーブル”とは文字通り、サイズの異なる同型のテーブルを複数、
入れ子状(ネスティング)に組み合わせた、機能的なテーブルになります。

紅茶文化がイギリスに浸透し、生活習慣の変化から生まれたニーズに対応した家具なのでしょう、
テーブルとしては比較的新しい種類に入るものなのかも知れません。

歴史を示す資料などはありませんが、アンティークのマーケットなどで取引されているネストテーブルを見ていると
比較的新しい、18〜19世紀以降作られるようになったテーブルのように思われます。

とはいえこのテーブルについても、20世紀のものとはいえ、
18世紀から続く、英国伝統の“クイーンアン”スタイルを見事に継承しています。

本当に完璧なフォルムですね・・。

クイーンアンスタイルを生んだロココ様式の象徴とも言うべき「帆立て貝」の彫刻、
天板を彩るシンメトリーなクロッチマホガニーの彩り、
ロココのサーペンタイン(波型)をイメージしたトータルなアウトライン・・。

そして極めつけは、繊細な12本の “カブリオールレッグ(獣脚)”。

あまりの美しさに心が打たれます。
お勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 58,000 円
参考市場価格: 58,000 円
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