チューダースタイル ヴィクトリアン オーク カップボード


今から1世紀ほど前、19世紀末、ヴィクトリアンのイギリスで製作された、
英国伝統スタイルの高級キャビネットです。

素晴らしい風格ですね・・。

それほど大きな躯体ではありませんが、“ゴシック”の伝統様式を色濃く受け継いだ、
重厚感あふれるデザインがそのサイズ以上に大きさを感じさせます。

“ゴシック”とは12世紀、フランスで発達したヨーロッパ一帯の建築様式。
その天を目指すかのような直線的な尖塔デザインには神秘性すら感じられるほどです。

イギリスでは16世紀ごろまで “ゴシック”様式の影響が残り、この時代につくられた家具などのデザイン様式を、
チューダー朝時代の家具様式として、チューダースタイル、あるいはエリザベサンスタイルと呼んでいます。

そして、ヴィクトリアンの時代には古いチューダー朝時代の家具様式の復刻が盛んに行なわれるようになり、
その時代につくられた家具を総じて、”ゴシック・リバイバル”の家具と呼んでいます。

こちらはまさにその、ヴィクトリアンの時代につくられたゴシックリバイバルのカップボード(食器棚)。
16世紀のチューダースタイルを模した家具になります。

目を引く前面パネルのゴシック風レリーフは素晴らしい出来です。
必要以上に豪華すぎることはありませんが、ほぼ16世紀当時のインテリアそのままに作られています。

そして、そして・・現代の家具ではありえないような、良質なオーク材・・。

ダークな木肌を引き締める、黒光りのパテナ(古艶)は、つたないお写真では表現できないほどのきめの細かさで、
あたかも下流の川岸に転がる、つるつるに磨きあげられた小石の肌のようです。

こちらは、リアルにそのパテナをお感じいただけるよう、ニスなどは一切使用しておりません。
なのに、この艶・・。

繊維の詰まった良質なオーク材が、長い間、多くの人々の手によって磨きに磨きあげられ、
このように人工的には絶対に不可能な色艶を発散させているのです。

これぞ唯一無二のジェニン・アンティーク(真の骨董)。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 196,350 円
参考市場価格: 196,350 円
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