ロブソンズRobsons&Sons スーパーマホガニーツイストサイドボード


今から100年前の1900年代、イギリスで製作されたマホガニー総無垢のスーパーサイドボードです。
当時の最高級クラスの注文家具になります。

こちらはイングランド北部の都市、タイン&ウェアに当時存在したキャビネットメーカー、
ロブソンズRobsons&Sonsのサイドボードです。

ロブソンズは地元ニューキャッスルの現地アンティーク家具オークションなどでは、かなり高値の付くブランドのようで、
現地ディーラーからはコレクティングファニチャーのアンティークブランドとして、
”Top Quality”の評価をつけていました。

ロブソンズ社は、オーストラリア政府の議員も務めた名士、
リチャード・ロブソンRichard Robson (18671928)が経営していた英国家具業界名門のキャビネットメーカー。
20世紀半ばにはハンプトン社Hamptons and Sons Ltdの傘下に入りますが、
ハンプトン社自体も1830年代、ニューキャッスルでウィリアム ・ハンプトン が創業した宮廷家具専門の最高級家具販売店。

アンティーク家具の”ロブソンズ”ブランドが、高値のつく理由がこれでわかりますね。
貴族のための家具しかつくっていなかったのですから、高価なのは当然。

ちなみに先日ご案内させていただいたレイドラーロブソン社Laidler Robsons Furnishersのサイドボードも
ロブソンズ社のグループ企業のようです。
つまり、あのサイドボード「SB0335 Laidler Robsons Furnishersオークサイドボード」も宮廷家具だった、と。

確かにこのサイドボードを見る限りでは、見たこともないような非常に厚く、
大きな無垢板を贅沢に使った最高品質のマホガニーキャビネットと思います。

素材品質は非常に高く、作りも、釘を使わない昔からのほぞ組みの製法で手作業で行われており、
非常に優良な高級木工家具メーカーであることがわかります。

具体的にご紹介しますと、ズシッと重みのある良質なソリッド・マホガニーの躯体は、その天板に象徴されるように、
シンメトリーな杢目を、化粧張りではなく1枚の無垢板×2枚で見せているほどのスーパークオリティです。

炎が立ち上るようなクロッチ・マホガニー、美しい霞文様のリボン杢、縞杢、
それらがすべて化粧張りなどではなく無垢材で見事に彩られているのです。
本当にすごいです・・。

これほどの銘木を入手し、扱いこなすだけの技術も、キャビネットメーカーとしては並はずれたポテンシャルです。

もちろんこれほどの家具ですから、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょう、
目立ったダメージもなく、木肌には良く磨きこまれた美しい艶があります。
コンディション的にも間違いなく一級品と思います。

デザイン的には、英国式のカロリアンスタイルをアールデコ風にアレンジしたデザインで、
古くから見られるイギリスの正当な家具デザインになります。

アールデコの時代らしい、ちょっとポップなオーナメントを主要箇所に配し、
不必要な装飾を廃することで、現代家具とも馴染みやすい、
近代的なクラシカルスタイルを実現しています。

いずれにしても、とてもこのプライスからは想像できないクオリティです。
きっと当時は、現代の感覚でいうと、「新車1台」分くらいの価値をもって販売されていた商品なのでしょう。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 207,900 円
参考市場価格: 207,900 円
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