トーネットThonet No442 ベントウッド クイーンアンチェア


大変貴重なアンティークベントウッドチェアが入荷しました!
第二次大戦前、1920〜1930年代につくられたと思われる、ベントウッドの元祖、
旧トーネットThonet社製のクイーンアンスタイルのカフェチェア、No442オリジナルモデルです。

100年近く経過したオリジナルトーネットのみがもつオーラ・・。
こちらはミヒャエル・トーネットの祖国、ドイツのコレクターよりお譲りいただいたコレクションアイテムです。

単一の椅子を150年間になんと2億脚も製造・販売するという、
世界史上、類を見ない巨大な椅子メーカーとして君臨した、トーネットThonet社。

ヨーロッパに端を発した第二次世界大戦で、不幸にもその企業体は各国の工場単位で分断されてしまいましたが、
その椅子づくりのDNAはドイツやポーランド、チェコなどの新トーネットファミリーが、
今でもしっかりと受け継いでいます。

しかしながら厳密にいえば、本来のトーネット社はすでに存在していない企業。

つまりこのチェアはその無きトーネット社、すなわち、創業者・ミヒャエル=トーネットの
直系の企業時代につくられた貴重なアンティーク、ということになります。

素性が確かなプレミアムチェアなら、デザインも大変貴重なプレミアムデザイン。

ほとんど市場では流通することのないクイーンアンデザインのNo442です。

アンティークファンの方ならご存知のように、トーネットはクラシックなタイプはほとんどがドイツの古典様式、
“ビーダーマイヤー”様式をデザインベースとしています。

しかし、進取の精神が旺盛なトーネットは、さまざまなデザインスタイルを自社の曲げ木家具に取り入れ、
既にその当時、2000種類ものデザインバリエーションがあったといわれています。

このクイーンアンチェアもそんなバリエーションの一つだったと思われます。
おそらく製品の大半を占めていたビーダーマイヤーデザインに対し、
こちらは、ヨーロッパ各国向けに作られたイギリス式クイーンアンデザイン。

現在ではアンティーク市場でほとんど見ることがないので、かなりの少数派チェアだったことと思われます。

それが、存在しているだけでも奇跡なのに、このコンディション・・。

さすが、このチェアの価値を知るドイツ人コレクター、ほとんど博物館クラスのアンティークです。
アンティーク上級者の方にはその価値はお分かりいただけることと思います。

トーネットコレクターが必死になっている当時もの、オリジナルNo442。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません。

ぜひアンティーク・トーネットコレクターの方に自信をもってお勧めいたします・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 32,400 円
参考市場価格: 31,500 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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