ウィリアム4世WilliamW ラージポッテリ ハンドペイントマグ


とても珍しいマグです。
今から、200年近く前のとても古い陶器Potteryになります。

”1838”と表記がありますので、その年につくられたのでは?と思ってしまうところですが、
現地ディーラー情報によれば、作られたのはそのちょっと前、
ウィリアム4世の時代(1830-1837)ということです。

サイズはとっても大きいです。
お写真では分かりにくいかもしれませんが、現代で一般的なマグカップのサイズが直径8cm程度だとすれば、
1.5倍ほどのサイズになりますから、どれほど大きいか、大体の大きさをイメージしていただけるでしょうか。

これほどの大きさですから、コーヒーや紅茶などのカップに使用されていたものでないことは明らかですよね。

では、お酒用・・?
うん、おそらくはビアマグなどとして使われていたものでしょう。

ヴィクトリアンの時代になると、ビアマグはピューター(スズ)製が主流になり、
陶器のビアマグはほとんどその姿を消してしまいましたが、
時代は経てもカタチはほとんど変わっていませんでしたので、
多分ビアマグに間違いはないと思います。

容量は、大まかですが、大体1.5リットルくらい入りそうです。

イギリス(のパブ)では、ビールを計り売りしていて、
1パイント (pint=約0.568リットル)単位で販売しますので、ちょうど2パイント注ぐのに良いような感じです。

現地ディーラーからは、こちらはスタッフォードシャーでウィリアム4世の時代につくられた
ハンドペイントの陶器、としか情報はありませんでした。

しかし、スタッフォードシャーの陶器というだけで、情報は十分。
なぜなら、スタッフォードシャーといえば陶器の名産地であり、この地でつくられたというだけで、
それ自体がブランドなのですから。

ちなみに、スタッフォードシャーの有名な窯元といえば、ウェッジウッドやミントン、ロイヤルドルトンなど、
メジャーどころが多数存在します。

"George Athey 1838"の意味するところはわかりませんが、まあ、普通に考えれば、
このハンドペイントを施した人の名と製作年、というところでしょう。

でも、その年よりも数年前につくられたもののようなので、
1838年とは、何かのカウントダウンのゴールの年なのかも?

間違いなさそうに思えるのは、1838年に、ジョージ・アセイさんがこのマグを使っていた、ということ。

全ては推測の域を出ませんが、いずれにしても、2世紀前の遠い西欧の地に思いをはせるのことのできる、
素敵なアンティークではありませんか・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 37,800 円
参考市場価格: 36,750 円
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