クオリティマホガニー ヴィクトリアンコーナーチェア

今から120年ほど前、19世紀末のイギリスで製作された、コーナータイプのホールチェアです。
西欧の合理的な発想から生まれたコーナーチェア。
日本ではあまり馴染みのないタイプのチェアですが、
ヨーロッパではかなり古い時代から親しまれてきた伝統家具です。
起源などは不明ですが、コーナーチェアといえば、フランスの古いカントリーチェアの中で、
ラッシュシート(イグサで編まれた座面)のコーナーチェアを多く見かけますので、
発祥の歴史はそのあたりにあるかもしれません。
さて、こちらはゴージャスなデザインのものが多い英国ヴィクトリアンのコーナーチェア。
比較的グロテスク系の装飾が多いヴィクトリアンのコーナーチェアですが、
こちらはどちらかといえば、すっきりさわやかな椅子ですね。
美しいS字曲線を描く「猫脚」が英国生粋の“クイーンアンスタイル”を髣髴とさせられますが、
全体的なデザインは当時流行した、ヴィクトリアンの“ネオ・ロココ”様式がベースになっているようです。
背に入るアカンサススクロールのレリーフや、外側を向いた“スクロール”型の肘掛けなど、
”S”や円を描く曲線でフォルムも構成されています。
とっても存在感のある椅子です。
でも、ちょっと気になるのが、コーナーチェアの座り方。
馴染みのない私たち日本人には、特にイメージがしにくいですね。
男性は馬にまたがるように、女性は片ひじをついてななめがけで。
男性女性どちらでも、とっても絵になりますよ・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
87,480
円
参考市場価格:
85,050
円
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LOCKON CO.,LTD.