クオリティマホガニー エドワーディアン ピアノスツール

今から110年ほど前に製作された、伝統的なイギリス・クイーンアン様式のピアノスツールです。
とても端正で、美しい椅子です・・。
いや、きちんと“スツール”と呼ぶべきですね。
もともとスツールは中世ヨーロッパの貴族階級においては、
背もたれのある「椅子」とはやや見方が違っていて、実用性よりも装飾性が重視され、
ある意味ではステイタスのシンボルとして位置づけられていました。
そもそもスツールは人類が初めて製作した「座る道具=椅子」のカタチですので
“チェアChairs”が持っていた「権威性」がどんな椅子よりも強かったのかも知れませんね・・。
私感はさておき!
このスツールは・・・といえば、
ヴィクトリアン期のデザイン・フォルムを持つ、現代でも人気のスタイルのピアノスツールです。
直線的なフォルムの脚やアームレストは、エドワーディアン当世の特徴ですね。
「羽」のように天に開いた持ち手(アームレスト)も人気のあるデザインです。
こちらはおそらく上流階級のご家庭で、ピアノを弾かれる方の体系、
姿勢に合わせて作られた、オーダーメイド品と思われます。
座面は、マホガニーのフレームと引き立て合うよう、モリスの" Leicester " を使っています。
ぱあっと、目を引く華やかさを見るにつけ、
どんな素敵な貴婦人が、このスツールで素晴らしいピアノ演奏をされていたことでしょうか・・。
そんな取りとめのない思いに浸ってしまいます
ミュージックスツールらしく、少し高い座面高で、収納つき。
今では差し詰め、ベッドルームチェアにぴったりと思います・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
51,840
円
参考市場価格:
50,400
円
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LOCKON CO.,LTD.