スーパークオリティ エドワーディアン インレイマホガニーボウフロントグラスキャビネット


すばらしいアンティークが入荷しました!
今から1世紀ほど前、20世紀はじめごろ、エドワーディアンのイギリスで製作された、
最高級グラスキャビネットです。

・・間違いなく超一級の高級家具です。

あたかも芸術品でもつくるかのように、全てが一つ一つ、時間をかけて、
製作者の持てる力のすべてを注ぎ込んで作った家具なのでしょう。

おそらくこの家具のためだけにつくられた、ボウフロント(半円型の扉)のガラスが全てを物語っています。

素材についても全く「節約」などという言葉とは無縁な木取りです。

おそらく現代の最高級マホガニーといわれる“ホンジュラス産マホガニー”が、中級クラスだった時代に
最高峰と謳われた“ジャマイカウッド”や“スパニッシュ・マホガニー”クラスに匹敵する材が使用されているものと思われます。

歳月を経れば経るほど、磨きこめば磨きこむほど、赤銅色の輝きを増す、という歴史上最高峰のマホガニー。

軽く硬い、そして色艶の美しい良質なソリッド・マホガニーの躯体は、
ご覧の通り、最高のマホガニーのみがその姿を見せるという、「金のちり」がちりばめられた
アンティークならではの色艶を発散させています。

また、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょう、
小傷程度の使用感で、目立ったダメージもなく、木肌には良く磨きこまれた自然な艶があります。
コンディション的にも生活骨董としては一級品と思います。

デザイン的には、伝統的な英国の様式家具デザインで、
当時のトレンドデザイン、“エドワーディアン”スタイルになります。

エドワーディアンスタイルのデザインルーツでもある、17世紀のシェラトン様式は、
もっと豪華絢爛な装飾性あふれるデザイン様式でしたが、
このキャビネットはそのエッセンスを確かに受け継いでいながらも、
不必要な装飾を廃することで、現代家具とも馴染みやすい、近代的なクラシカルスタイルを実現しています。

もちろん、エドワーディアン様式ならではの、往年のシェラトン様式を髣髴とさせるような、
美しいリボンのインレイ(象嵌)は抜かりなくこの家具のメインパネルに描写。

このハイセンスなキャビネットに、さらに華を添える効果を与えています。

そして、ストリンギングと呼ばれる「線象嵌」を各所に施し、シルエットをさらに美しく引き立たせています。
素晴らしいインレイワーカー(象嵌職人)の匠の業がふんだんに盛り込まれています。

さらには“ボウフロント”フォルムの前面ガラス扉。
その弓型の扉フレームの製作だけでも難易度が高いのに、さらに非常に繊細な
オリジナルの専用ドーム型ガラスまであしらうというこだわりよう。

スリードアパネルのダブルボウフロントの造形技術も、17世紀に生まれた宮廷家具のプロポーション。
全てが「本物」の貴族仕様です。

今では失われた家具製作のクラフトマンシップが生き続けている、
歴史上の生き証人のような高級家具です。
本当にため息モノの美しさ。

この家具をお勧めできない理由はどこにあるでしょうか・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 324,000 円
参考市場価格: 315,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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