Figures dancing in a forest / Oil Painting


デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。

こちらは1780〜90年代に描かれたオリジナルのアンティーク絵画。
作品には”Figures dancing in a forest(森の中で踊る人々)”というタイトルがつけられています。

作者は "ニコラス アントワーヌ トーネーNicolas Antoine Taunay"( 1755 - 1830 )。

かなり著名なフランス人画家になります。
アンティークアートのファンの方なら、その名に聞き覚えのある方も多いのではないかと思います。

実際、数多くの作品を残している、18世紀から19世紀にかけて活躍したフランスを代表するオイルペインターで、
現在でも彼の作品は、世界各地のミュージアムやギャラリーに所蔵されています。

デニムの入手元は、イギリスのフラックウェル・ヒースflackwell-heathにある信頼おけるファインアートディーラー。
作品情報にもご安心いただいてよろしいかと思います。

ちなみに、ディーラー情報によれば、こちらは何と!
かの ”ピエール・ベルジェPierre Berge” コレクションが出所とのこと!!
本当でしょうか?
だとすれば、これは世紀の発見・・?

ピエール・ベルジェとは、ご存じない方のためにちょっとご紹介いたしますが、
フランス・モードファッション界の帝王、イヴ・サンローランのビジネスパートナーです。
現在はファッション業界を引退し、「ピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団」の会長を務めています。

”イヴ・サンローラン”というファッションブランドを知らない方は、まずいらっしゃらないでしょう。
でも、2008年にイヴ・サンローランが没した後、彼ら2人が長い間集めてきた
美術品の競売(オークション)が盛大に行われたのを、ご存知の方はそう多くはないのではないでしょうか・・?

骨董業界では、それを知らない人はまずいません。
それはまさに「世紀のオークション」でした。
”イヴ・サンローラン&ピエール・ベルジェ”という2人の巨匠が長年収集したコレクションですから、
何もかもがケタ違いのイベントでした。

運営したのはもちろん、世界3大オークションハウスの1つ、クリスティーズ(パリ)。
開催場所はパリのグランパレ・ナショナルギャラリー(国立美術館)。
出品された美術品は733点、落札額の総額は3億4,200万ユーロ(約429億円)。

これは、小さな国の国家予算にも匹敵するほどの金額で、
個人所蔵品の競売としては過去最高額を記録した、ということです。

何でもそのコレクションの中には、1840年のアヘン戦争の際、
当時の清朝(中国)から強奪した「12支の置物」が含まれていて、
それを中国人のバイヤーが30億円ほどで自国に買い戻した、ということでも話題になった「歴史的事件」でした。

この作品が、その時の競売に出品されていた作品、かどうかまではわかりませんが、
ピエール・ベルジェのコレクションとして、パリからイギリスに渡ってきたものであることは、
かなり確度の高い情報です。

まあ、デニムはインテリアショップですので、美術作品として箔をつけるようなご紹介ばかりを
あまりするつもりはありませんが、でもそれは、そのアンティークが確かに経てきた歴史の事実です。

次のオーナー様が次代に語り継いでいただける情報として、心に秘めておいていただければ、と思っております。

アンティーク上級者の方に、ぜひ・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 97,200 円
参考市場価格: 94,500 円
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