ヴィクトリアンホールベンチ


大変貴重なアンティークが入荷いたしました!
英国レイト・ヴィクトリアン、19世紀末から20世紀初めにかけて製作された、
エチケットミラー付きのホールベンチです。

日本ではあまり馴染みはありませんが、そもそも英国でホールチェアといえば、
その家のエントランスホールなどに置かれるチェアですから、文字通りのホールチェアであるとすれば、
その家の「顔」として家紋が彫られていたり、と一般的に高価なチェアであることが多いです。

このホールベンチなどはまさに、そう。

家紋かどうかはわかりませんが、イギリスらしい伝統的なオーナメントを、バックボード一面に施し、
まさに、その家の「格」を上げるにふさわしい、最高級仕様のホールベンチになります。

背面などを見ると、過去に背板を交換した経歴があるのでしょうか、
メンテをされながら、永く大事に扱われていたことが伺われます。

とはいっても、ただ「置きもの」として置かれていただけのものではありません。

よーく、このベンチのフォルムをご覧になってください。

天飾りはハットやコートの掛けやすそうな、“フック”型をしていませんか?

アームレストはステッキやアンブレラをひっかけやすそうな形状をしていませんか?

ミラーの位置は、ちょうどネクタイをチェックするのにちょうど良くありませんか?

そう、見た目とは裏腹に、かなりコンパクトな機能家具ですよね。

靴ひもを締めるのにちょうど良さそうなベンチは、収納力充分ですし、
例えば、使っていた前所有者は、あまり大きくないご自宅で、
バリバリ働き盛りのお若いブルジョアジーだった・・なんて想像してしまいますが、真偽のほどは、はてさて、いかに・・。

まあ、一応座れますし、コートも帽子もかけられますし、傘も置けますが、でも、実用家具というよりも、コレクションとしてお考え下さいね。

レアものの骨董品ですので・・。
この希少価値、そして製作コンセプト(?)は
ぜひ次の世代に引き継いで行っていただきたいと思っております・・。




(Buyer/YM)

価格(税込): 168,000 円
参考市場価格: 168,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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