フレンチ ファームハウスベンチ

※このベンチはDT0279 フレンチファームハウステーブルLとダイニング3点セットで入荷しました。
※キッチンテーブルDT0278 フレンチファームハウステーブルSも同時入荷品です。
「ええっ?何これ?」
「田舎のバス停のベンチ?」
「えええっ?!で、この値段?!」
・・そう、このお値段なのです。
イギリスのオールドパイン家具とともに、現存する数の非常に少ないフランス・カントリーアンティーク、
フルーツウッドの家具だからこそ、このお値段なのです。
決して田舎のバス停のベンチを拾ってきたものではありません。
最近とみに流通量の減ってきた19世紀のお品で、
それも19世紀前半、今から約200年前級の家具ともなれば、
ほとんど探し出すことすら不可能なほどの、貴重なコレクタブルズ・アンティーク(収集目的の骨董)なのです。
しかも全く日常利用に問題のない、実用アンティークときてますから・・。
きっと、骨董事情にお詳しい方でしたら、充分ご納得いただける「お値段」のはずです。
・・でも、そうですね。
当無銘の椅子にそんな生っぽい話は似合いませんね。
やっぱり、このベンチは “Dont think. Feel!”(考えるな。感じろ!)の精神で
ご紹介させていただきたいと思います。
とにかく、固いんです!
材質はフルーツウッド?
“フルーツウッド”とは果実のなる木の総称で、特定の樹木を指してはおりませんが、
通常、ローカルな家具材をヨーロッパではそう呼んでいます。
おそらく、かの北欧家具の巨匠、“ハンス・ヴェグナー”も好んで使った高級家具材、
チェリー材ではないかと思われます。
・・が、2世紀近い歳月が、この素材を炭化し始めているのでしょうか、
とにかく固く、カントリー系の比較的軟らかい素材感とは全く対極の質感です。
その代わり木肌の表面は、河原の石ころのように、つるつるに磨きあげられて、
木の繊維が全く感じられない、すべすべな状態です。
「究極の“パテナ”(古艶)」と呼びたいくらいの風合いです。
デザインは見ての通り。
古くからの、橋げた構造を持つ“リフェクトリー”スタイルで、
現代でも通用するような“ヴィンテージ・モダン”フォルムです。
コンストラクションは釘を一切使わない「ほぞ組み」構造。
“テノンペグ”と呼ばれる木くぎの補強は見られますが、
それにしても、これだけの使用感にあふれていながら、
2世紀の時を経ても一切の反りやゆがみ等、プロポーションの乱れを見せない、このベンチ・・。
一体・・何者?
う〜ん、やっぱり、これはアタマで理解しないでください。
目で見て感じてください。
久しぶりに、興奮のアンティークなのでした・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
108,000
円
参考市場価格:
108,000
円
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