チャイルド シェーズロング


無銘の椅子スペシャルアンティークチェアをご紹介します!
1920年前後のイギリスで製作された、ミニサイズ・シェーズロング(寝椅子)です。

おぉ、美しいシェーズロング・・。

パッションプルーのジャガードに身を包み、100年近くを経ても一切の歪みや狂いを見せない、
良質なソリッド・マホガニーをマテリアルに、ヴィクトリアンスタイルの優雅で、ちょっと小粋なフォルム・・。

そしてアームやフットは、上下でシンメトリーを描くスクロールデザインで引き締められ、
肩やフロントレイルは17世紀ロココのクイーンアンデザインから受け継がれた、
“サーペンタイン”(波型)の流れるような“S”字ラインで構成・・。

う〜ん、素晴らしいではありませんか!

でも・・でもね。
何か様子が違う・・。

そう、小さいんです!
何と!ミニミニサイズのめずらしい、“チャイルド”シェーズロングなのでした!

何とまあ、ウィットに富んだ家具作りだこと・・。

流れるような、流線型フォルムは、フツーに大人用のデザインでも何らおかしくはありませんが、
・・それにしても、さすが家具の先進国、グレート・ブリテン!

チャイルドチェアサイズのシェーズロングとは意表をつかれましたね。

さすがにこのようなアンティークをご覧になった方は
そうはいらっしゃらないのではないでしょうか。

でも、チャイルドチェアといっても、子供用なのはサイズだけ!

デザインや品質、構成やつくりは大人用と全く同じ、いや同等以上に徹底してつくられていて、
普通の成人男性が普通に腰かけても全く問題のない強度を保持しています!
※体型にもよりますので・・念のため。

とはいっても、さすがに座面高が20cm台と、ちょっと低いため、
おとなが日常的にお座りにあるにはちょっとつらい・・。

「座椅子」的にお座りになるのでしたら問題ありませんが、
大人の方がお使いになるとしたら、特殊な用途になってしまうのでしょうか?
※イメージですが、身長140cm以下の方にお勧めしたいです。

コレクションのアンティークチェア、というだけでは惜しい・・。

それにしても、デザインは全く秀逸で、右肩上がりにシェイプされたこのフォルムは
18世紀ヴィクトリアンの英国伝統スタイルで、ふっくらとした厚みのある座面とボタンどめの背もたれは
オリジナリティのあるクラシカルなシルエットを形成しています。
卓越したアイデアと優れたリ・デザイン力によって生み出された、
稀代の「無銘の名作椅子!」・・それがこの“チャイルドシェーズロング”とご紹介させていただきます!
いとおしくて、ほおずりしたくなってしまうような、キュートなソファです。
それにしても、これだけの高級チャイルドチェアを所有していたお屋敷って、
一体、どんなお家柄だったんでしょうね・・。

想像するのもまた、楽し・・。



(Buyer/YM)

価格(税込): 168,000 円
参考市場価格: 168,000 円
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