ヴィクトリアン スターリングシルバー シュガー&クリームジャグ

今から120年ほど前、イギリスで製作されたシュガーベイシン&クリームジャグです。
純度92.5%のスターリングシルバー(純銀)で製作された、当時の高価なお品です。
おお・・このただならぬオーラ、
お感じいただけますか?
ヴィクトリアンの頃の「茶器」と言えばコモディティ(日用品)ではなく、
ほとんどジュエリー(宝飾品)に近いものでしたから、当然といえば当然。
古くは日本の戦国時代でも、武将たちにとって、領土を与えられるよりも有名な茶器を与えられた方が名誉、
と思われていた時代もあったくらいですから。(関係ない話?)
とにかく、純銀の何とも表現しがたい色艶は、まさに宝飾品。
今でもそのあでやかさは失われていません。
正面左には英国認証機関公認の純銀を証明するマーク、“パサント”マークのライオンがはっきりわかります。
どちらにしても、ゆうに100年を超えているわけですが、
この状態の良さはさすがスターリングシルバー、といったところでしょうか。
そして、右端には産地の分かるアセイマークという刻印があり、
そこには「いかり」のマークが確認できます。
ホールマークガイドによれば、それは1897年の”バーミンガム”製ということです。
左端のW.Tは製作したメーカーを指しています。
デザインから見ても、フルーティング(縦溝)とスクロールハンドルの典型的なヴィクトリアンスタイル。
両羽を広げた鳥のように見えるフォルムが印象的です。
ただ単にその古い姿を今に残しているだけではなく、このようなの過去の時代を証明しているアンティークたち。
ホントに、過去から現代への素晴らしい贈り物だと思います・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
62,640
円
参考市場価格:
60,900
円
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LOCKON CO.,LTD.