アーコールErcol バタフライチェア / ブルーラベル

今やイギリスアンティークの超・人気ブランドとなったアーコールErcol社製のヴィンテージチェアです。
中でも、こちらはめったにお目にかかれない、マニア垂涎モデル、
”ブルーラベル”のバタフライチェアになります。
※こちらのチェアは2脚ペアで入荷いたしました。
バタフライチェアは、現在でもアーコール社の商品ラインアップに存在しているアーコールオリジナルモデルです。
でもその歴史は古く、さかのぼること半世紀以上前、1956年のカタログにはすでに登場しています。
※下記エキストラフォトご参照。
当時の正式名称は”バタフライチェア”ではなく、”No401ウィンザーダイニングチェア”とされていました。
当時のカタログによれば、旧来のウィンザースタイルに「蝶の羽」のような背と座を組み合わせた
そのデザインの先進性もさることながら、何よりも、高級家具と言えば「無垢材」が常識だった時代に
無垢フレームに”ラミネーテッドウッド”(成形合板)を組み合わせたこの構成が、
これからの家具製作の歴史を変えるほどの、画期的な出来事だ、と謳っています。
弾力性のあるプライウッドの背と座面、そしてそれをつなぐL型の構成材は三位一体でバネのようにしなり、
”It is designed to be used without a seat cushion.”(クッションなしに座れるようデザインされました)
とカタログで誇らしげに締めくくっています。
1950年代半ば、アーコール社がスタッキングチェアとともに自信を持って世に送り出した商品であったことが読み取れます。
今ではその美しいフォルムばかりが脚光を浴びていますが、
そもそもはアーコールが持つ当時の最先端技術を結集して誕生させたハイテクモデルだった、というわけだったのです。
後に”No401ウィンザーダイニングチェア”は、体にフィットするような有機的な曲面デザインが、
どこから見ても美しいカーブが印象に残る椅子として、ご存じのとおり、アーコール社の代表作となりました。
尚、こちらのチェアは、近年、イギリス国内や日本でプレミアム価格になりつつある、
”ブルーラベル”のヴィンテージチェアになります。
1960年代から70年代ごろまで、アーコール全盛期の商品にのみつけられている、
ブルー×ゴールドのメーカーロゴシール、”ブルーラベル” 。
ブルーラベルのヴィンテージアーコールで、かつ、グッドコンディションのバタフライチェア。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません。
ご決断は今のうちに・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
88,560
円
参考市場価格:
86,100
円
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LOCKON CO.,LTD.