トップクオリティ ミッドヴィクトリアン フレンチウォルナットバルーンバックチェア


今から何と!150年以上前、英国ヴィクトリア女王治世下“ミッド・ヴィクトリアン”のイギリスで製作された、
見事なカービング(彫刻)のサロン(客間用)チェアです。

※こちらのチェアは4脚セットで入荷いたしました。
※またこちらのチェアは、ST0202 トップクオリティ ミッドヴィクトリアン フレンチウォルナット フットスツールと、
 LC0165 トップクオリティ ミッドヴィクトリアン フレンチウォルナットジェントルマンズチェア、
 SF0092 トップクオリティ ミッドヴィクトリアン フレンチウォルナットダブルエンドシェーズロングの計9点サロンセットとして入荷いたしました。


なんという、優美なプロポーションなのでしょうか・・。

エレガントかつ柔らかな曲線を描くフロントレッグライン、
見事な立体デザインを見せるリングバックのスプラット(背)とバックレッグのデザインバランス、
サーペンタイン(波型)・フォルムのシート・・。

誰が見てもご納得いただける、最高級の様式デザインだと思います。

そして何より、19世紀の「匠」が仕上げたスプラットバック(背もたれ)のオーナメント、
さらにフレンチスタイルの“ヴィクトリアン・カブリオールレッグ”(獣脚)・・、
数あるアンティーク・バルーンバックチェアの中でも一級の仕上げぶりです!

そしてアンティーク上級者の方ならおわかりの通り!

素材のウォルナットは、現代のアメリカ産ブラックウォルナットとはまったく異質な、
ヨーロッパ産のサーカシアウォルナットと呼ばれる銘木です。

主に黒海周辺で産出されていたというこの独特の艶を持つウォルナット材は、
ローズウッドのような硬さとキメの細かさを持ち、中米産のマホガニーのように、
歳月を重ねれば重ねるほど、艶が増すという独特の性質を持っています。

質実ともに最高級のアンティークとご紹介させていただきます。

ところで専門的な話になりますが、
ヴィクトリア期、特に中期の“ミッド・ヴィクトリアン”と呼ばれる時代の家具デザインは
バロック様式やゴシック様式の入り混じった折衷型といわれておりますが、
この独特な、背が気球の形をした“バルーンバック”と呼ばれるタイプのチェアは、
ちょうどこのミッド・ヴィクトリアンにつくられ始めた、この時期オリジナルのチェアデザインになります。

その後、このデザインのチェアは定番のチェアスタイルとして、現在でもつくられるなど広く普及していきましたが、
その原点の、“オリジナルモデル”とでも呼ぶべきバルーンバックチェアが、この時代のこの椅子なのです。

・・何か、感慨深くないですか?

文字通り、まさにこのチェアが、“リアルタイム”で「本物」のバルーンバックチェアなのです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 59,400 円
参考市場価格: 57,750 円
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