エドワーディアン サーカシアウォルナット デュエットピアノスツール


今から100年ほど前、20世紀はじめ、イギリスのエドワーディアン期に製作された、
ダブルサイズのピアノスツールです。

かつて、スツールはどちらかといえば実用性よりも装飾性が重視されていました。
どちらかと言えば、ステイタスのシンボルに近かった椅子。

確かにこちらのスツールも、スレンダーなシルエットラインに、ストレートラインのフォルムが美しい。

でも何はともあれ 、このスツールは、ピアノスツールとして、抜群の機能性を備えています。

動きを妨げない幅広の座面、容量たっぷりなツインサイズの座面下収納スペース、
移動や立ち座りに役立つアームレスト(キャリングハンドル)・・。

良く考えられた非常に優良な家具と思います。

デザインは当時主流だったエドワーディアンスタイル。
当時流行した、ターンドレッグ(挽きもの脚)が特徴的ですね。

S字カーブを描くスクロールデザインハンドルもお約束の高級仕様。

こちらはおそらく上流階級のご家庭で、ピアノを弾かれる方の体型、姿勢、用途に合わせて作られた、
オーダーメイド品と思われますが、当時の最先端のデザインで製作されているところから、
比較的進んでいた、大陸に近い南部の都市で使われていたものではないでしょうか。

きっと都会育ちの、素敵な貴婦人がお使いになっていたんでしょうね・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 97,200 円
参考市場価格: 94,500 円
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