ヴィクトリアン シルバー&マホガニー ウォーキングステッキ


今から120年ほど前につくられた、19世紀の英国紳士用ステッキです。
スターリングシルバー(純銀)&ソリッドマホガニー製の最高級アンティークになります。

・・前から不思議に思っていたのですが、カタカナ日本語のステッキ(杖)もスティック(棒)も英語のスペルは“stick”。
なのになぜ、日本語では呼び方を分けているのでしょう?

英語では意味によって発音が違ってたっけ? なんて、なんとなくわかった気になっていたのですが、
よくよく辞書を見てみると発音記号は一つ、[stk]。
ということは、どちらかが和製英語ってこと?

いや、正解はどちらも和製英語なのでしょう。
標準的な英国人の発音を日本人の耳で聞くと、”ステック”と聞こえますから。

おそらく「杖」を意味する「ステッキ」はかなり古い外来語でしょうから、
昔の日本人には「ステッキ」という発声がしっくりきたのでしょう。

その後、ローマ字読みが普及すると、「棒」についてはスティックというカタカナ表記で読まれるようになった、
なんて、ところではないでしょうか?
(筆者の独自解釈です。念のため)

前置きが長くなりましたが、こちらはウォーキングステッキa Walking Stick。
わかりやすい呼び名です。

今でもステッキは高価なものになると10万円くらいするものもあるそうですから、
こちらの高級ステッキ、そんな現代の時価に換算すれば、果たしていかほどになるか。

透き通るようなきめの細かい繊維質をもつマホガニー材に、
英国政府公認の純度92.5%のスターリングシルバーの装飾をトップにマウントし、
ボトムにも、強度を考慮したシルバープレートのキャップをセット。

間違いなく当時、宝石などは別にして、一般的な実用品としては最高級の仕様だったものと思います。

といってもそう簡単に、現代の価値には換算できるものではありませんね。
でも、その価値は永遠に失われることはないものであることは確かです。

本物を知るアンティーク上級者の方にお求めいただきたいものです。

こんなステッキの似合う老紳士、素敵すぎますね・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 32,400 円
参考市場価格: 31,500 円
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