Passing the Olde George Inn / Oil Painting

デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。
今から100年ほど前、20世紀初めごろにイギリスで描かれた古い風景画です。
遠くから馬車が走ってくる音、その馬車に声をかける女性の声、穏やかでカラッと晴れた気候、
緩い風に乗ってほのかに香る土埃のにおい・・。
あたかも英国19世紀、ヴィクトリアンワールドに足を踏み入れたかのような臨場感。
こちらは"Passing the Olde George Inn"(オールド・ジョージ・インを通り過ぎて )と名付けられた風景画になります。
作者はリチャード・テンプルRichard Temple (19th-20th Century)。
イギリス20世紀の風景画家として、名の知れたアーティストになります。
おそらくアンティーク絵画ファンの方でしたら、その名をご存じの方も多いことと思います。
イギリス20世紀のの風景画家の一人として、欧米のプライベートコレクター(個人収集家)には
良く知られたイギリス人アーティストです。
残された作品は少なくはないので、近年非常に人気が出ているとのこと。
北米の絵画オークションでもその名を見かけることができます。
確かに彼の作品の特徴として、色遣いが鮮やかで、かつ温かく、明るい。
また作品の構図が広角で抜けが良い。
デコラティブなピクチャーフレームとの相性も良く、
富裕層の邸宅のインテリアとして、非常に適した絵画と言えそうです。
きっとこれからも、彼の作品への評価は、上がることはあっても下がることはないことでしょう。
ただ不思議なのは、リチャード・テンプルに関する人物評がほとんど見当たらないこと。
イギリス人の名前として、比較的多い名前なので、多くの同姓同名の著名人の中に埋もれてしまっているだけで、
もしかすると、徹底的にネット検索すれば見つけられるのかもしれませんが、
ちょっと探してみた限りでは、見つかるのは彼の作品情報ばかり。
やはりバイオグラフィ的な情報に行きつくことはできませんでした。
しかも、生年や活躍した時期すら不明、という、本当に存在したのかどうかさえ、
疑問に感じてしまうほど、完全に情報が閉ざされているのです。
・・何故?
あるいは”リチャード・テンプル”とは、本当は誰かのペンネームで、実在しない人物?
まあ、でも、良くわからないから逆に想像力が掻き立てられて良いのかもしれませんけど、ね。
こちらはイングランド南西部、サイレンセスターCirencesterのアンティーク絵画ディーラーより、
デニムが直接入手いたしました。
高級骨董とされる重要なアンティーク絵画を多く扱う信頼のおけるアートディーラーからの入手です。
このディーラーは作者の真贋、そしてオリジナルワーク(直筆)であることに徹底してこだわり、
プリント、リトグラフ、コピーの類いは決して扱いません。
安心してお求めいただければと思います。
もちろん、デニムにおいても贋作と判明した場合には返品に応じます。
出所情報は不明ですが、直近では絵画オークション経由で入手したものだったようです。
であれば、一般的には個人コレクターからのプライベートコレクションの放出品だったということでしょう。
個人宅のリビングなどにいかにも飾られていた絵画のように思われます。
ロココ調のフレームデザインも、絵画の作風と相性が良く、作品を引き立てているように見えます。
20世紀印象派のランドスケープぺインターの代表的な一人として、
こちらは彼の芸術観を理解しやすいスタンダードな作品ではないかと思います。
彼の作品には世界的なオークションハウス、クリスティーズなどで、かなり高値の付いている作品もありますが、
※エキストラフォトご参照
間違いなく、この風景画も、彼の作品として一定以上の評価を受けているものです。
そうした観点から、お安くはない作品ですが、かといって割高では決してありません。
相場から見て、順当な価格ではないかと思います。
むしろ、現在のアンティーク絵画としての人気を考えると、将来的な資産価値として
割安と思える時が来るのでは、とさえ思われます。
歴史に名を残した、間違いなくオールドマイスターの秀作です。
ぜひアンティークファンの方のお手元に・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
151,200
円
参考市場価格:
147,000
円
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LOCKON CO.,LTD.