ﾄｯﾌﾟｸｵﾘﾃｨ ｳｫﾙﾅｯﾄ ｶﾒｵﾊﾞｯｸﾁｪｱ
すばらしいｱﾝﾃｨｰｸﾁｪｱをご紹介します!
今から150年以上前､ｲｷﾞﾘｽで製作された､ｳﾞｨｸﾄﾘｱ女王治世下“ﾐｯﾄﾞ･ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾝ”のﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾁｪｱです｡
なんという､優美なﾌﾟﾛﾎﾟｰｼｮﾝなのでしょうか･･｡
ﾄｯﾌﾟﾚｲﾙに入った花の文様､ﾌﾚｰﾑの柔らかな曲線､
ｽｸﾛｰﾙﾃﾞｻﾞｲﾝのｽﾌﾟﾗｯﾄ(背あて)､
ﾌﾛﾝﾄのｶﾌﾟﾘｵｰﾙﾚｯｸﾞ､
誰が見てもご納得いただける､最高級の様式ﾃﾞｻﾞｲﾝだと思います｡
専門的な話になりますが､ｳﾞｨｸﾄﾘｱ期､特に中期の“ﾐｯﾄﾞ･ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾝ”と呼ばれる時代の家具ﾃﾞｻﾞｲﾝは
ﾊﾞﾛｯｸ様式やｺﾞｼｯｸ様式の入り混じった折衷型といわれておりますが､
この独特な､背が気球の形をした“ﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸ”と呼ばれるﾀｲﾌﾟのﾁｪｱは､
ちょうどこのﾐｯﾄﾞ･ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾝにつくられはじめた､ｳﾞｨｸﾄﾘｱﾝ発ﾃﾞｻﾞｲﾝのﾁｪｱになります｡
そして､この｢気球｣に透かし彫りなどの彫刻を施し､
あたかも”ｶﾒｵ”(貝殻などに浮彫りした工芸品)のような背を持つ､
こちらのﾁｪｱのようなﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸﾁｪｱは､特に”ｶﾒｵﾊﾞｯｸ”などと呼ばれています｡
その後､このﾃﾞｻﾞｲﾝのﾁｪｱは定番のｽﾀｲﾙとして現在でもﾘﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝでつくられていたりしますが､
このように無垢材を削りだし､深い彫り込みをもつようなﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸﾁｪｱは
現在では作られてはおりません｡
現在作られているﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸﾁｪｱは､ｶﾀﾁだけ象徴化されたもの､ということになります｡
良い悪いの評価は別として､現在のﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸはｵﾘｼﾞﾅﾙの進化系ﾓﾃﾞﾙ､
そしてこちらﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸは､現代ﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸのﾙｰﾂとなるﾌｧｰｽﾄﾓﾃﾞﾙ､
と言えばわかりやすいでしょうか｡
すなわち､全てのﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸﾁｪｱの”ﾏｻﾞｰﾓﾃﾞﾙ”と呼ぶべきﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸﾁｪｱ､
それが､このﾁｪｱなのです｡
文字通り｢本物｣の､“ﾘｱﾙﾀｲﾑ”なｵﾘｼﾞﾅﾙ･ﾊﾞﾙｰﾝﾊﾞｯｸ､
それがこのﾁｪｱなのです･･｡
(Buyer/SD)
価格(税込):
44,000
円
参考市場価格:
42,000
円
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LOCKON CO.,LTD.