スーパークオリティ マホガニー ヴィクトリアン チッペンデールスタイル エクステンションテーブル

大変すばらしいマホガニー総無垢の最高級テーブルが入荷いたしました!
20世紀初め、“エドワーディアン”の頃のイギリスで製作された、
チッペンデールスタイルのワインドアウト(エクステンション)テーブルです。
“ワインドアウト(エクステンション)”と呼ばれるこのタイプのテーブルは、
天板の中央にサブの拡張天板を付け外しすることができ、
普段は小さく、必要時には大きく使える、とても便利な実用家具です。
英国のアンティークテーブルは主に4本脚タイプと2本脚タイプが存在しますが、
こちらの4本脚には、脚をつないでいる補強材(ストレッチャー)がないため、
椅子の収納性が非常に良く、とても使いやすいです。
デザインはイギリスアンティークの中でも、高い人気を誇る“チッペンデール”スタイル。
カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“クロウ&ボウル”フットスタイルを特徴とした、
イギリス家具の伝統的な様式デザインです。
チッペンデールはクイーンアンをベースにしたスタイルで、
同時にフランス・ロココの影響を受けており、優雅で格式を感じさせるエクステリアが特徴です。
しかし、その中でもこちらのテーブルは別格・・・。
まず、素材のマホガニーが違います。
わずかに赤みを帯びたこちらのマホガニーは、スパニッシュマホガニーと呼ばれる中米産の最高級材。
現代で最高級と呼ばれるホンジュラスマホガニーが、一般材だった時代の最高級材です。
次元の違いがお分かりでしょうか。
しかも今では入手不可能な大きく厚い1枚板を切り出したものです。
現代は到底、望んでもかなわぬ仕様です。
そして、次に注目して頂きたいのが幕板(天板下の横板)です。
天板に沿うようにして設置されたこちらの幕板は、天板を拡張させても内部構造をフルサポートで隠すことができます。
まあ、内部の構造材は見えたところで、それほど気にはならないかもしれませんが、
収縮時と拡張時のデザインが同じというのは、
こだわりのあるアンティークファンの方にとっては嬉しいものですよね。
しかも通常よりもかなり幅広に製作されており、
更に上部はフラワー、下部はリーフのモチーフの彫刻が施されています。
このような出来の良い幕板の精細なエッジデザインもまた、人気が高いですね。
彫刻でいうと、4脚の脚それぞれに見られるフラワー&アカンサス(植物)の彫りも大変見事。
彫刻があればよい、というわけではなく、このように美しいデザインであることが重要です。
間違いなく、デニムに入荷したチッペンデールテーブルの中で最高級クラスの逸品です。
そして総無垢で構成されたこの躯体は、1世紀もの歳月をほとんど狂いなく、
端正なフォルムを今なお、維持し続けています。
設計の精度は高く、使われてきた環境もよかったのでしょう。
拡張させるシャフトの動きもよく、拡張時の天板それぞれの突合せは、
ぴたっ、と気持ちよく決まります。
コンディション、デザイン、素材と三拍子そろった至高の逸品。
まさにコレクタブルズ(収集目的)クラスの高級アンティークです・・。
(Buyer/SD)
価格(税込):
486,000
円
参考市場価格:
472,500
円
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LOCKON CO.,LTD.