Flowers in a vase on a table / Oil Painting


デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。
今から100年近く前、20世紀初めごろに描かれた古い静物画になります。

・・インテリアショップのデニムとしましては、アンティーク絵画を決して投機的な対象とは見ておりませんし、
専門家による美術的な評価よりも、その作品の、空間を飾るインテリア性の方を重視しています。

でも・・こちらの作品につきましては、投機的な対象としておすすめした方が良いのかもしれません。
そう、もしかすると将来、筆者の想像をもはるかに超えて、大化けする可能性を秘めているのです。

作者はオーレリア・デッラ・コルツ・スッヴァテックAurelia Della Corte Szvatek(1861-1942)。
非常に人気の高いポートレートぺインター(肖像画家)になります。

もしかするとアンティーク絵画ファンの方でしたら、その名をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
西欧20世紀初期のリアリズムのアーティストとして、
欧米のプライベートコレクター(個人収集家)に良く知られた作家になります。

残された作品はそれほど多くはないと思われますが、2000年以降、非常に人気が出ている作家とのこと。
実際不思議なことに、ここ数年の間で急に人気が高まっているようなのです。

ちょっとネットで検索をしてみると、2011年には、”Aurelia Della Corte Szvatek”の名前で、
個人の方が(アーティストの方のようですが)Facebookにファンサイトを立ち上げていたりもしていますし、
画像検索すれば、オーレリアの名前で大量の作品画像がヒットします。
※Facebook →https://www.facebook.com/media/set/?set=a.670105376363820.1073743751.290917217615973&type=3

こうした状況を見ると、どちらかといえばコアなアンティークコレクターに需要が高まっているというよりも、
幅広い一般のアートファンの方たちの間で人気が出ていると思われます。

とすれば逆に、この状況がコアなアンティークファンたちの方に飛び火する可能性は十分に考えられますよね。
そうなれば、アンティーク絵画の中でオーレリアの作品の相場が一気に上昇することが考えられます。

今入手しておくのが絶好の機会なのかもしれません・・。

ただちょっと気になるのが、オーレリアに関するバイオグラフィ(人物伝)が全く見つからないこと。
なぜなのでしょう・・?

これほど、盛り上がっている作家ともなれば、作者に関する情報も、誰かがまとめていてもよさそうなのに。

入手したディーラーに聞いても、作品情報は豊富に入手できるものの人物評はなし。
まあ、ディーラー側にとっては、作品の評価に「人となり」が関係するわけではないので、
情報がないからといってどうだというわけではありませんが・・。

でも、これほどのアーティストなのですから、ちょっと気になりますよね。
そもそもファーストネームがオーレリア、あるいはアウレリアというくらいなのですから、
女性・・ですよね?

まあ、ヨーロッパ人にはわかりきったことなので、触れていなかったのかもしれませんが、
東洋人の筆者には名前だけでは性別が判断できないので、そういう基本情報も含めてtチェックしたかったのですが、
それすら確認の出来る情報源はありませんでした。

また国籍についても、イギリス人British、とする美術サイトが多かったのですが、
中にはイタリア人としているサイトもありました。
ただSzvatekという名前の印象からすると、スラブ系?、あるいはハンガリー系?

う〜ん、そのあたりも今のところ全く手掛かりがないので、どこからか出てくる情報を待つしかないですね。

一つ言えるのは、ポートレートぺインターとして描かれている人物については、
確かにイタリア系と思われる女性が多いように見えること。
ここから、イタリア人という情報が出てきたのかもしれませんね。

さて、彼女の作品の特徴についてですが、とにかく非常に力強い。

インパスト(厚塗り技法)のせいもあるでしょうが、その描写はダイナミックで、
あたかも男性のアーティストによる作品かと思ったくらいです。

ただ、コントラストの強い配色ながら、色遣いのセンスが抜群で、荒々しい感じではありません。
しかも表現がとても流暢に感じられ、フォルムをとらえる「目」に女性ならではの天性の「才」を感じます。

彼女の作品を見つけられる限り、インテリアの専門家という目で眺めてみたところでは、
色遣い、作品の構図ともに、素晴らしい創作力と思われました。

作品が人物画ゆえに、ある程度飾られる空間には制限はあるとは思いますが、
デコラティブなピクチャーフレームとの相性も良く、
アンティークインテリアのアクセントとして、これ以上適した絵画はなさそうです。

きっとこれからも、彼女の作品への評価は、上がることはあっても下がることはないことでしょう。

こちらの作品は、そんなオーレリア・D・C・スッヴァテック肉筆のオリジナル絵画です。
正真正銘の本物になります。

ほとんど肖像画しか残していない彼女の静物画になりますので、非常に貴重です。

出所情報は、ロンドンの邸宅で所有されていたプライベートコレクション(個人収集品)の放出品。

イギリス・イングランド中部のウェスト・ミッドランズ州、ウォリックシャー Warwickshireにある、
アンティーク絵画専門ディーラーがオーレリア・D・C・スッヴァテックのプライベートコレクションを入手し、
その後、そのディーラーより直接、デニムがこの作品を買い取りました。

ディーラーは、高級骨董とされる重要なアンティーク絵画を専門に扱う信頼のおけるアートディーラーです。
安心してお求めいただければと思います。

もちろん、デニムにおいても贋作と判明した場合には返品に応じます。

こちらの作品についは、ディーラー情報では1900年代初期のころの作品とされています。

時期的に同時期に描かれたと思われる作品が、1919年のものと確認されていますので、
おそらくこちらもそのころの作品ではないかという推論は正しいものと思われます。

ただ、背面にはフランス・パリのギャラリーで扱われていたラベルが残っており、
そのラベルには1933年の表示がありますが、必ずしもギャラリーに展示された時期が、
製作された時期と一致しているわけではないので、あくまで目安とお考えいただければと思います。

また作品を証明する展示ラベルが残されていることは、本人の真作と見極めるうえで貴重な情報となります。

20世紀におけるポートレートぺインターの代表的な一人になりうる、彼女の重要な静物画として
ふさわしいコンディション、そしてクオリティではないかと思います。

彼女の作品には驚くほど、高値の付いている作品もありますが、
※エキストラフォトご参照
間違いなく、この画も、彼女の作品として一定以上の評価を受けてしかるべきものです。

そうした観点から、お安くはない作品ですが、かといって割高では決してありません。
相場から見て、順当な価格ではないかと思います。
むしろ、今後の人気傾向を考えると、将来的な資産価値として割安と思えるのでは、とさえ思われます。

間違いなくこれからさらに多くのファンの心をつかむであろう、女流作家の秀作です。
ぜひアンティークファンの方のお手元に・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 237,600 円
参考市場価格: 231,000 円
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