スピニングチェア


素晴らしいアンティークチェアが入荷いたしました!
今から120年ほど前、ヴィクトリアン末期のイギリスで製作された、
大変珍しいアンティークのホールチェアです。
「何これ??」・・って思われましたか?
「あ〜、これね。」・・と思われた方、かなりのアンティーク通とお見受けいたしました!
そう、“スピナーズチェア”です。
スピナーズチェアは、そもそもの起源は古く、中世のヨーロッパ、ゴシックからルネッサンス期以前にまでさかのぼります。
複雑な教会の建築様式だったゴシック様式が家具様式に取り入れられ、装飾過多ともいえる、当時の教会の飾り椅子がスピナーズチェアの原型だったようです。
その後、イタリアではフィレンツェを発祥の地とするルネッサンスが起こり、多くの芸術作品が生み出される中、教会の飾り椅子も、その形を、細い背もたれや家紋の装飾などを盛り込みながら変化していったといわれています。
ただ“スピナーズチェア”とは「糸紡ぎ」の椅子を指してますから、その飾り椅子が糸紡ぎの椅子に進化していったものか、あるいは糸紡ぎに使う椅子の要素を取り入れて飾り椅子が変化していったか、のどちらかと思われますが、いずれにしても両者が近い関係を持ちながら永い間に定着していったものと思われます。
それにしても、このチェアのデザイン・・。

羽子板のような背もたれに、厚板を削りだした座面、大地を踏ん張るボビンの4本脚・・。
教会の飾り椅子とは程遠い、
こりゃ、現代風にいえば“デザイナーズチェア”ですね!

まさに、これこそ“無銘Unknown”の名作椅子、ってとこですね。(喜)




(Buyer/YM)

価格(税込): 34,000 円
参考市場価格: 34,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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