ﾔｺﾌﾞ&ﾖｾﾞﾌ ｺｰﾝJacob and Josef Kohn ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞ ｳｫｰﾙﾌｯｸ
めずらしいﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞのｳｫｰﾙﾊﾝｶﾞｰが入荷致しました!
お探ししていた方も多いと思いますが､ｱﾝﾃｨｰｸではｳｫｰﾙﾊﾝｶﾞｰの現存数が少なく､
ﾃﾞﾆﾑでもなかなか手に入れられませんでした｡
ﾓﾃﾞﾙはJ&J KOHN 1201ﾍﾞｰｽで､下部がｱﾚﾝｼﾞされています｡
なので､ﾃﾞﾆﾑでは､現在も作られ続けている現行品のﾊﾝｶﾞｰを新ﾄｰﾈｯﾄ社より輸入し､
ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾌｧﾝの皆様にお届けさせていただいておりました｡
全体のﾌｫﾙﾑはほぼ旧ﾄｰﾈｯﾄ社のﾃﾞｻﾞｲﾝからほとんど変わっていない､旧来からのお品です｡
※現行品はこちらです｡
しかし今回､偶然ｱﾝﾃｨｰｸのｳｫｰﾙﾊﾝｶﾞｰを入手することができました｡
早速皆様にご紹介させていただきますので､ぜひ､現行品とあわせてお使いになってみてください!
100年の歴史の変遷をお感じいただけると思います｡
こちらは1900年ごろのｵｰｽﾄﾘｱ製｡
裏面に“KOHN”のｻｲﾝが彫られています｡
おそらく､J&J.Kohnのﾗﾍﾞﾙが剥がれて､いつの時代かに所有者に手彫りされたのでは･･と推測されます｡
※J&J.Kohnのｶﾀﾛｸﾞにも掲載されておりますので､
後ほど､下記ｴｷｽﾄﾗﾌｫﾄにお写真を掲載します｡
ﾃﾞｻﾞｲﾝは製作が当時非常に難しかった“S”字のｶｰﾌﾞを描いており､
引っかける部分はｺｰﾄやﾊｯﾄが引っかかりやすいように“T”字になっています｡
ﾍﾞｰｽ板は現行品よりも厚めにｻｲｽﾞが取られていて､また装飾面も設けているので､
ﾃﾞｻﾞｲﾝ的にも高級感があります｡
現行品では､往年のﾌｫﾙﾑは引き継いでいますが､このようなﾃﾞｨﾃｰﾙは抽象化されてしまっているので､
こういう合理性よりもﾃﾞｻﾞｲﾝ性を優先するこだわりは､ｱﾝﾃｨｰｸならではの特徴ですね｡
100年以上を経たｱﾝﾃｨｰｸですが､状態も非常に良く､
実用品としてお使い頂くのにもぴったりな一品｡
ここにも素材と製作技術のｸｵﾘﾃｨの高さが見て取れます｡
･･ｺｰﾄをかけるだけの地味な家具かもしれませんが､
そのｲﾝﾃﾘｱ性にはとっても存在感があります｡
それに実は､このﾊﾝｶﾞｰﾌｯｸという｢曲げ木家具｣が開発された背景には､
壮大な歴史と人間たちのﾄﾞﾗﾏが存在しているんですよ｡
そんな奥深さもぜひ感じていただきたいです｡
間違いなく､正統な伝承家具とご紹介させていただきます･･｡
(Buyer/SD)
価格(税込):
15,120
円
参考市場価格:
14,700
円
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LOCKON CO.,LTD.