クイーンアンスタイル キドニーシェイプドデスク


今から100年以上前、20世紀初期のイギリスで製作された、とってもかわいらしいライティングデスクです。
高級コレクティングファニチャーになります。

おぉ、何とキュートなデスクでしょう・・。

微妙で、かつ絶妙なエクステリア・デザイン。
かわいらしくも、とっても大きな存在感です。

現代家具にこのような造形が見られないのは、
つくり手の製造コストと買い手の希望価格のバランスが取れないからです。

つまり普通に作ったら価格が高くなりすぎて買い手がつかないという事。

そりゃ、こんなデスクを作ろうと思ったら、単一のマニュファクチャーでは無理というものですよね。
材料ですら、こんな銘木級のウォルナット、そうやすやすと調達できませんし・・。

それにしても一体、1台にどれほどの日数、そしてコストをかけて製作されたデスクなのでしょうか。
つくりもそうですが、これほどの華奢なレッグラインを実現させ、さらに100年という歳月を経ていながらも、
一切の歪みを見せず、当時のままの姿をキープし続ける、このソリッド・ウォルナット!

さらにデスク全面を飾る、琥珀の大理石のような“バール杢”のベニヤリング(化粧張り)!
蒸着技術も高く、杢も現代家具のバール杢とは一味違います。

これほどのデスク、普通のアンティークマーケットに流通するとは信じがたいほどのスーパー・クオリティです。

相当な技術を持った家具職人と相当な品質の材が出会って
初めてこの世に存在することのできた、究極のライティングデスクではないでしょうか。

また、その気品あふれるデザインは、ご存じの通り、18世紀のヨーロッパ一帯で広まった“ロココ”様式、
すなわちイギリスでは当時の女王の名にちなみ、“クイーン・アン”スタイルと呼ばれていた、
生粋の貴族階級伝統のデザインスタイルです。

独特の“キドニー”(腎臓型)フォルムの天板に、極細の“カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)のフットスタイル・・。
これもまたクイーンアン様式特有のデザイン。
まさに生命を得ているかのようなフォルムです。

さらにその、赤銅色に輝く、華やかなサーカシアウォルナットの木肌は、
100年という歴史が作り上げた“パテナ(古艶)”を身にまとって、より一層輝きを増しています。

このテーブルが主張する、19世紀の「匠」の技と伝統デザインのクリエイティビティは明らかに、
家具としての「格」を私たちに誇示しています。

あぁ・・本当に素晴らしすぎる・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 127,440 円
参考市場価格: 123,900 円
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