エドワーディアン カーブドオークバロメーター


アンティークファンのコレクターズアイテム、かなり古い時代の気象計(ウェザーバロメーター)になります。
英国ディーラーの情報ではヴィクトリア期の末期からエドワーディアンにかけて、
1890年から1900年代頃につくられたものということです。

・・「天気予報」は、人類が文化的な生活を送る上で古くから必要とされていた情報源。
遠い昔には生活の糧を得るための情報だったでしょうし、あるいは戦争に利用されたこともあったかもしれません。

現代でも様々な方面でお天気情報は活用されています。

季節商品の販売予測を立てるため、またレジャーの計画を立てるため、
もっと身近なところでは洗濯情報や、外出着の選択に利用されることもあるでしょう、
21世紀の生活にも欠かせない情報源です。

でも、今から120年近く前、例えば日本の一般人の間で天気予報はどの程度のレベルで行われていたのでしょう?

こちらのバロメーターが作られた時代は明治初期のころ、
日本の人々はまだ、草履を天に蹴り上げて、落ちてきた草履が裏なら雨・・、なんてことをやっていたのではないでしょうか。

しかし当時のイギリスでは、このようなハイテク機器が既に人々の生活の中に存在していたのです。
今更ながら、当時のイギリスの文化的な先進性には驚かされます。

もちろんこのような高価な品は、当時の富裕層、あるいは学校などの公共施設等、
限定された場所で使われていたものとは思いますが、
それゆえにインテリアとしてのレベルの高さも見逃せません。

オーク無垢のボディには、ハンドメイドのレリーフが周囲を飾りつつ、
サーモメーター、アネロイドバロメーターの2つのメーターが
自然と人工とのミスマッチを感じさせながらも、うまくデザイン調和されています。

まさに当時のイギリスの先端技術の「粋」。
当時の歴史が凝縮された重みを感じます・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 62,640 円
参考市場価格: 60,900 円
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