ヴィクトリアン ターナーズチェア

めずらしい“ミッド・ヴィクトリアン”のチェアが入荷しました!
何と!今から150年以上前、英国ウェールズ地方でつくられたコーナーチェアタイプの肘掛け椅子です。
かなり古い椅子になります・・。
「ろくろ」を回してつくられた円柱のパーツが構成材で、
“ターナーズチェア”などと呼ばれている由縁の椅子になります。
またその産地の地名から、別名“ウェリッシュ・チェアWelsh chair”などと呼ばれていたりしていますが、
いずれにしても英国古来からの伝統的なチェアです。
そもそものデザインのルーツはかなり古いもので、
脚も背もアームも全て挽きものの丸棒でつくられた、この「三角構造の椅子」という一般論で言えば何と「新約聖書」の中の「福音書」にまで、その歴史は遡るようです。(実際、筆者は読んでいないのでどのように登場しているのかはわかりませんが・・。)
少なくとも、8〜9世紀ごろの“ビザンチン”様式(あの旧・東ローマ帝国の家具ですね。)にはこの椅子とそっくりの椅子が“ビショップ・チェア”(司祭の椅子)として記録に残っていて、
もともとこのタイプの椅子は聖職者のための高貴な椅子だったようです。
どっしりとした重量感のある躯体は(実際重たいですが・・。)、確かに宗教的なオーラを感じるほど神々しく、
まさにローマ・カトリック教会の「大司教」様が鎮座されていたのではないかと想像してしまうほどです・・。
・・なんて、ちょっと大げさな話をしてしまいましたが、
とにかくヨーロッパでは伝統的なコーナーチェアとして親しまれています。
アンティークチェアマニアの方、必見です・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
68,000
円
参考市場価格:
68,000
円
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