ホイールバック エルムシートウィンザーアームチェア

今から70年前、第二次大戦前後の1940年代に製作された、イギリスの古いカントリーチェアです。
“ウィンザー・ボウ”(背もたれが弓形になっている)のデザインに、
”ホイールバック”と呼ばれる「車輪」の飾りのついた伝統的な英国スタイルです。
数あるウィンザーチェアの中でも、こちらは背もたれの素材にイングランドオーク(楢材)の曲げ木が使われた、
骨董的価値の高いホイールバックチェアです。
エルム(ニレ材)の一枚板、サドル型シートもポイントが高いです。
古いアンティークウィンザーチェアですと、素材はエルムやユーウッド製。
量産や安定品質には向かない素材ですが、肌になじんで形状変化する木質が逆に好まれ、
また古い時代ならではの、1点もの仕様ということもあり、骨董マニアの方にはとても好まれます。
一方、現代のリプロダクション(復刻家具)はパインなどが主流で、
加工性の高さや材料のローコスト化を考えればベストな素材と言えます。
実用家具として考えれば、いずれが良い?、ということはなくて、
どの素材でもその時代を反映した最適な材料ですので、お好みで選んでいただければ、と思います。
ただ、骨董としての希少性を考えれば、やはりエルム&ユーなのでしょう。
しかし、今やエルム&オークもすでにほぼ絶滅危惧種。
数十年後には同等クラスのプレミアムチェアとなることはまず間違いなさそうです。
実用性や将来の資産価値を考えれば、もしかするとエルム&オークが、
最も高パフォーマンスな選択なのかもしれません。
使えば使うほどに味わいが増し、使う人の体になじむようにカタチを変えてゆくエルムやユーに対して、
何十年という歳月を目立った歪みや変形も起さず、端正なカタチを維持し続けるオークやビーチ・・。
どちらが良い?
いえいえ、やっぱり、どちらも素敵だと思います・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
73,440
円
参考市場価格:
71,400
円
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LOCKON CO.,LTD.