カラードガラスシェード&ロートアイアンベース オールドテーブルランプ


とても興味深いテーブルランプが入荷致しました!
フランスの現地ディーラー情報では1920年代製作ということ、ほぼ100年もののアンティークランプになります。

※こちらは照明器具一式つきの商品です。
※サンプルとして電球を1つお付けいたします。


・・こちらは、きわめて「お宝」の可能性が高いアンティークです。
ぜひ、アンティークガラスのコレクターの方、ご判断をよろしくお願いいたします。

デニムでは、陶器やガラスに関しては専門ではありませんが、
こちらのランプに関しては、はじめてみた瞬間から、作品自体インパクトは十分。

まず目を留めない人はいないでしょう。

しかも、誰がどう見てもハンドメイド製のテーブルランプですが、
でも、お金持ちの暇つぶし、的な個人的な趣味の作品とは違って、
この道を何十年も歩いてきたランプデザイナーが、一つの区切りとして記念に残る作品を作ってみた、
そんなプロフェッショナルなデザイナーズランプの印象を受です。

もちろん、ガレの作品のようにサインなどはありませんし、ディーラーからは単純なインフォメーションのみ、
”ロートアイアン”(錬鉄)と”カラードガラスnumerous pieces of glass colored”のテーブルランプという、
情報しかありませんでした。

ちなみにロートアイアンとは、ベッドなどの大型家具や建具などによく出てくる素材で、馴染みのあるスチール素材。
とても重く堅い鋼鉄です。

一方、こちらのカラードガラスとは、色々な色のガラスを砕いて混ぜ合わせたもの。
一体、何種類のガラスが使われているのか、はっきりとは確認できないほど、耐票のピースで覆われています。

しかもよく見てみるとガラスの端面には金彩でペイントされていて、
あたかもステンドグラスのケーム(鉛の線)のよう。
まるで手作りの”ティファニーランプ”みたいです。

しかもよく見てみると、ガラスだけではなく、天然石や貝殻なども盛り込まれていて、
一層、複雑なデザインにまとめられています。

また、一見、ランダムに張られているようですが、実は色が隣り合わないように、
緻密に配色を計算して貼り付けられていることに驚かされます。

シェードの中をのぞいていただければわかりますが、例えば赤のガラスを見てください。
均等な距離感で配置されていることがお分かりになると思います。

この辺りが、プロのデザイナーが作ったのではないか、と思わせられた要素です。

ちなみにシェードは、透明のガラスシェードのベースに、カラーパーツがホワイトボンドのような樹脂ボンドで
接着されて構成されています。

このような「素」のガラスシェードは、デザイン装飾されないと不自然と思いますので、
もしかするすると、こちらのランプは少量ながらも量産されたものの可能性はあります。

全体のデザインは、フランスアールヌーヴォー・ナンシー派の中でも、エミール・ガレと並び立つ、
代表的なガラス・アーティスト、「ドーム兄弟」の作品スタイルに近いです。

とはいっても、シェードをアイアンフレームの装飾部分にのせるだけの仕組み、という
ドーム兄弟の工房Daum Frresの作品によく見られた構造が似ているだけで、デザイン自体は別物。

ハンドメイドで、アーティスティックな点では共通ですので、
それ相応の技術力を持つ専門メーカー、あるいは伝門のアーティストが製作した価値あるランプであることは、
デニムの長年の感覚でひしひしと感じます。

いつか、どこかで同じランプを見かけることがあるかもしれません。

一生もののアンティークランプをお探しのアンティークファンの方、
こちらのランプを受け継いでいただけることをお待ちしております・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 47,520 円
参考市場価格: 46,200 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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