Carnations in a Vase / oil painting

デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。
赤、白、ピンク、と永遠の「生」を授けられたかのような、みずみずしいカーネーション。
シャビーなロココ調のホワイトピアスドゲッソフレームに収められた、Still Life/静物画です。
作者はスペイン人アーティスト、 ”ビクター・ヘルナンデスVictor Hernandez ”(20th C) 。
1955という年号も入っています。
作品にはサインがあり、もちろん複製ではなく作家直筆のオリジナル作品になります。
ビクター・ヘルナンデスの作品は、ヨーロッパの絵画オークションでの取引実績も比較的多く、
コンテンポラリーアートの愛好者には名の知れた作家の一人に入ると思います。
彼は静物画を専門としたスペシャルなアーティスト。
ただ、現代画家のためか、残念ながら作者の詳細情報については入手することができませんでした。
といっても、一般的に知られたコンテンポラリーアートの作家ですし、
それなりの数の作品も残していますので、いずれ彼に関する情報は増えてくるのではないかと思います。
まあ、とにかく、彼の作品をいくつか眺めた感想としては、率直に言って、とにかくかわいらしい。
アンバーなバックグラウンドと、ビビットな被写体の彩色が、彼の真骨頂。
そのきりっとしたシルエットはオランダ絵画に近いテイストですが、スペイン人らしく描写はエキゾチック。
あたかもお部屋の壁面を飾るアクセサリーのような、インパクトのある描写です。
ちなみに、こちらの入手経路は、イギリス東部ノーフォークのアンティーク絵画ディーラーより入手しました。
作家オリジナルペイントのまぎれもない本物です。
ディーラー情報によれば、出所は、ノース・ノーフォークの大きなファームハウスより。
19世紀ヴィクトリア朝の古い邸宅からの放出された作品とのこと。
そのお屋敷は由緒ある建物ということなので、きちんとした身分のイギリス人によって所有されていたものと思います。
であれば、前オーナーは間違いなく絵画を目は肥えていたはず。
譲り受けたデニムが初めてこちらの作品を見たときにピン、と来たように、
きっと前オーナーも琴線に触れるものがあったのでしょう。
製作されて60年ほどのヴィンテージものですから、キャンバスもまだきれいな状態で、
木組みのフレームも新しくしっかりとした剛性感があります。、
ほとんどダメージらしいダメージもなく、もちろんギャラリーフレームも20世紀ものとは思えないほどゴージャス。
どちらかというと、美術品というよりも、素敵なアンティーク(ヴィンテージ)インテリアとしておすすめしたいです。
でも、作品のクオリティだって十分、アンティークアート上級者の方にもご満足いただけるもの。
コレクションとしても不足はありません。
100年もののアンティークアートと同レベルながら、今のところ価格的には1/2程度の相場。
それでもお安いものではありませんが、長い目で見ていただければ、
いつかきっとお値打ちだったと感じていただけるものと思っております・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
86,400
円
参考市場価格:
84,000
円
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