マホガニー ローボーイコンソールテーブル

今から100年ほど前、20世紀初頭のイギリスで製作された、
“カブリオールレッグ”(獣脚)のコンソールテーブル/ミニデスクです。
こちらは、いわゆる”ローボーイ”と呼ばれるテーブル状のチェストになりますが、
ライティングデスク用途にお使いいただけますので、”デスクカテゴリー”にてご案内させていただきました。
・・“リッチ”という言葉がしっくりくる、高級感漂うテーブルですね・・。
まず目を引く4本脚の美しいレッグラインは、実用強度限界まで細くシェイプされ、
イギリス・“ジョージアン”デザインの流れをくむクイーンアン特有の、
緩やかなS字カーブを描いています。
英国生粋の家具様式を正統に継承し、当時の流行を反映した最高級テーブルであることがよく分かります。
製作をしたキャビネットメーカーも一流の業(わざ)を持っていたようです。
天板や引出し前板の杢目は、貴重なクロッチマホガニーの新jンメトリーな化粧張り、
そしてクロスバンディンング(帯状の化粧張り)。
もちろん総無垢ベースです。
これだけきれいな杢目を、これほどの大判で木取りすることなど、
現代では考えられないでしょう。
アンティークならではの「お宝」です。
S字カーブのカブリオールレッグも、もちろん削り出しですので、
かなりの太い材料から削りだしていることがわかります。
こうした素材品質の高さはこのテーブルの当時の価値を明らかにしています。
一方、1世紀という気の遠くなる歳月を、ほとんど変形も起こさないで経過している端正なフォルムは、
その素材品質のみならず、製作技術も非常に高いことを示しています。
“ダブテイリング”(引き出しの接合部)により、このテーブルがハンドメイドでつくられたことを示しておりますが、
脚の付け根にもつ英国伝統のオーナメント、”プリンスオブウェールズの羽根/紋章Prince Of Wales Feathers”、
そしてスワンネック型の真鍮ハンドル、と平民階級以上の家庭で使用されていた、
高級注文家具であることをアピールしています。
小振りで華奢で、繊細なテーブルですが、その存在感は超・一級のアンティークの存在感です。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
159,840
円
参考市場価格:
155,400
円
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LOCKON CO.,LTD.