エドワーディアン タイガーオーク レボルビングブックテーブル

20世紀初頭、エドワーディアンの英国で製作された、回転書棚つき高級サイドテーブルです。
現代ではほとんど製作されることのない、アンティークならではのコレクティングファニチャーです。
英国アンティークでは探されている方の多い、通称 ”ブックテーブル” 。
こちらは美しいクイーンアンスタイルの100年ものになります。
回転させて収納&取り出しがしやすく、また、良いディスプレイにもなって、テーブルとしても使用可能、と
家具産業が華やかだった時代にとても人気のあった機能家具です。
味わい深いオークの天板を引き立てるナチュラルな杢目が
当時の高級家具であることを主張しています。
主に書斎やオフィスなどで重宝されてきた家具になりますが、
今から100年前、エドワーディアンの時代にこれだけの家具を所有できたのは、
かなり裕福なブルジョアジーだったことが想像されます。
こちらは“レヴォルビングブックケース”(回転書庫)として、トールサイズの2段式で収納力も十分。
実用性、プレミアム性ともに申し分ありません。
ちょっとジャポニズム(日本趣味)な4本のスリットもポイント高いですね。
デザインはヴィクトリアン末期からエドワーディアンに掛けて流行した、リバイバルのクイーンアンスタイルですが、
その優雅な曲線、そして繊細なシルエットは21世紀の「美的感覚」をもつ私たちさえも充分に魅了する、
エイジレスな造形美だと思います。
これほどの優雅なラインを実現させ、さらに100年という歳月を歳月を経ていながらも、
一切の歪みを見せず、当時のままの姿をキープし続ける、この製作技術もまた、素晴らしい製品品質です。
相当な技術を持った家具職人と上質な品質の材が出会って
初めてこの世に存在することのできた、完璧なコンビネーションかと思います。
また、その気品あふれるデザインは、「花弁」のようなネオロココ独特のバーチカルエッジの天板を持ち、
風車のように回る籠(かご)状のブック収納スペース、また優雅なS字の“カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)・・と、
まさに生命を得ているかのようなフォルムです。
さらにそのダークオークに輝く、重厚なアンティークブラウンの木肌は、
見事な虎斑杢(とらふもく。トラ柄の杢目)と、100年という時が作り上げた“パテナ(古艶)”を身にまとって、
より一層輝きを増しています。
現代ではまず復刻不可能な、最高の多機能テーブルと言えます・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
173,800
円
参考市場価格:
165,900
円
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LOCKON CO.,LTD.