チッペンデールスタイル マホガニーカフェテーブル


20世紀前半、アールデコの時代に近いイギリスで製作されたティー(カフェ)テーブルです。

“リッチ”という言葉がしっくりくる、高級感漂うテーブルですね・・。

まず目を引く天板の美しいエッジラインは、木の葉が重なりあった状態をモチーフにした彫刻。
これはヴィクトリアンの頃流行した伝統様式のリーフエッジデザインです。
パイクラストPie Crustと呼んたりもします。

英国生粋の伝統家具デザイン、ということですね。

天板は、無垢板ベースに美しいマホガニーの杢を化粧張りしたものです。
それも四分法(クオーターリング)と呼ばれる、木目を扇形に表現した技術で
自然が奏でる美しい彩りをアピールしています。

天板の周囲には、幕板が深く大きく設置され、その幕板にも、
筋目の良い化粧材のバンディング(蒸着)がなされていて、英国家具の確かな造りを感じます。

「玉」を持つ猛禽類の脚のデザイン、“ボウル&クロウ”、
そして脚の付け根のアカンサス・リーフデザインはあの世界初の家具デザイナー、
“トーマス・チッペンデール”が好んで使った装飾です。

古くからの伝統技術を引き継いだ確かな製作技術、
そして、ずしっと良質な重みを感じるマホガニー無垢の素材品質。

ハイクラスのアンティーク家具とご紹介させていただきます。
本当に良い家具です・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 54,000 円
参考市場価格: 52,500 円
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