ベントウッド オフィスアームチェア


20世紀半ば、第2次大戦後に製作された世界の名作椅子、旧トーネット社製のベントウッドアームチェアです。

ベントウッドチェアの中でも、No14に匹敵するほどの有名なデザイン。
1902年、かのオットー・ワグナーがウィーン郵便局用にデザインしたオフィスチェアの派生モデルになります。

ベントウッドメーカー各社が、こぞってその人気デザインを採用し量産化。
トーネットではNo6000番台のシリーズとして販売されていました。

No6000番台のもっとも有名なモデルはNo6003
ウイーン郵便局に採用されたモデルです。
No6003が人気を博したことで、旧トーネット社では数多くの派生モデルを誕生させました。

こちらのチェアと同様の背当てをつけたモデルがNo6004。
前脚に飾り面をつけたモデルがNo6023.
そして背当てと飾り面、両方付けたのが、こちらのチェアのベースデザインとなったNo6024です。
※下記エキストラフォトご参照。

もともとNo6000番台のシリーズは、オフィスチェアとしてデザインされたものだったので
一般家庭用にはサイズが大きかったのでしょうか、こちらはオリジナルデザインよりも一回り小さくリサイズされています。
現代の日常生活にもピッタリなデザインです。

こちらは“MADE IN POLAND”のペーパーラベルが示していますが、
第二次大戦以降、ポーランド政府に接収された旧トーネット社のポーランド工場で製作されたもののようです。
さすが曲げ木のマザーブランド、質実ともにすばらしいアンティークです。

ちなみにNo6000番台のアームタイプは、現在でも、そのデザインを継承した椅子が今でも作りつづけられておりますが、
残念ながら、こちらのNo6004、No6024の前脚に飾り面を持つアームチェアは既に廃番となって久しいです。

つまり、アンティークあるいはヴィンテージモデルだけでしか入手出来ない貴重品です。

しかもまれにみるグッドコンディションの逸品。
アンティークベントウッドファンの皆様、この機会をお見逃しなく・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 34,560 円
参考市場価格: 33,600 円
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