スーパークオリティ ヴィクトリアン モリスMorris "Larkspur" レディースチェア


素晴らしいクオリティの“ミッドヴィクトリアン”サロンチェアが入荷いたしました。

こちらは今から150年以上前、19世紀半ばのイギリスで製作された
“レディスチェア”と呼ばれるタイプのラウンジチェアになります。

ヴィクトリア女王治世下の“ヴィクトリアン”期には華やかなスタイルの椅子が数多く製作されましたが、
このチェアもまた、その例にもれることなく、最高のレディスチェアになります。

ふくよかなラインのフレームは、どこにも「直線」を持たないパーフェクトなフォルム。
1世紀半もの歳月を経過しているのが嘘のように若々しく、あたかも生命を持っているかのようです。

そしてその深みのあるアンティークブラウンは、21世紀の私たちに「永遠の美」を誇示しています。

また、全身に施された装飾も素晴らしい。
植物文様のカービングは、まさに典型的なヴィクトリアンスタイルです。

一方、バックレストは大きくせり出し、シートはバルーンのように膨らむ肉厚なフォルム。
その大きくせり出した背のクッションを囲むフレームは、ヨーロッパ伝統のアカンサススクロールで飾られ、
トップには「宝玉」の造形も奢られています。

工芸品のような造形は、あたかもイタリアの美術品、”カメオ”であるかのよう。
このようなチェアが”カメオバック”と呼ばれる所以です。

アームレストもスクロールを描く、”アウトスウェプト”(外に湾曲する)デザイン。
脚元もまたヴィクトリアンスタイルの”カブリオールレッグ”(獣脚)が採用され、
全身隅から隅まで、英国生粋の伝統スタイルが確かに継承されています。

専門的には19世紀のヴィクトリアンデザインの典型でありながらも、
イギリス・ロココ、すなわちクイーンアン様式をしっかりと受け継いでいるものです。

そして素材には、アンティークだけでしか入手することのできない貴重材、
希代の銘木、“サーカシア・ウォルナット”が使用されています。

黒海エリアを原産とする、フランス経由のこのウォルナットは、現代のウォルナットとは異質のもので、
“ブラジリアンローズ”、”キューバンマホガニー”など、著名な銘木に匹敵する逸材です。

これぞ正真正銘のアンティーク、本物の“ヴィクトリアンチェア”。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 266,760 円
参考市場価格: 259,350 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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