トップクオリティ ヴィクトリアンマホガニークイーンアンスタイルチェア


19世紀末のヴィクトリアンの時代に製作された、英国生粋の伝統家具、“クイーン・アン”チェアです。
クイーンアンチェアの中でも、トップクラスの品質をもつ最高級アンティークになります。

※こちらのチェアは4脚セットで入荷しました。

何度見てもクイーンアンチェアのプロポーションは気高くて美しい・・。

サーペンライン(波型)のフォルムでつながれた流れるようなトップレイル、
スクロール(渦巻)するS字カーブが象徴的なクイーンアンレッグ、
花瓶の背のカタチをトレースしたベースバックデザイン・・。

連合王国の初代君主 “アン”女王の時代。
スコットランドとの併合を果たし、グレート・ブリテンの成立を成し遂げた、
そのひとかどの人物が好んだデザインこそ、その当時流行した、このクイーンアンデザインです。

“クイーンアン”は何度もご紹介をしておりますが、ベースバックとカブリオールレッグ(獣脚=猫脚)がデザイン上の特徴で、
優雅なS字カーブのプロポーションは、アカンサスリーフの渦巻き模様をモチーフにしたものと言われています。
イギリスの有名な伝統様式のひとつです。

18世紀のロココ様式の時代に流行したデザインになりますが、もちろん当時は貴族趣味でデコレーションも相当にハデ。
でも、時代が経つにつれて、この椅子のようにすっきりと近代的に変化してきたのです。

それでもやや大柄で、曲線基調のシルエットラインは、すべてのクイーンアンチェアに共通する、
当時のフォルムを正当に継承するエッセンス。

こちらのチェアのセールスポイント、脚の付け根に入る”C”スクロールの装飾もクイーンアンの象徴ですし、
フロントレイル(座面の前板)のサーペンタインラインもロココで盛んに用いられた装飾です。

そして、何よりこのチェアについていえば、素材のマホガニーが素晴らしい。

ずしっと重みのある分厚くて太い総無垢のボディには、赤みの華やかな見事な良材が使用されています。
非常にきめの細かい木肌でその杢もとても美しく、明らかに現代のマホガニー材とは違った質感です。

明らかにアンティークの時代の植民地産マホガニー。
個人的にトップクラスのキューバンマホガニーではないかと思われますが、はたして・・。

少なくとも20世紀以降のポピュラーなマホガニー製クイーンアンチェアとは一線を画しています。

ヴィクトリアンに作られたクイーンアンチェアとしても、最上位クラスのモデルといって良いでしょう。

これこそが「永遠の美」と呼ぶにふさわしい造形。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 77,000 円
参考市場価格: 73,500 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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