ムラーノガラス テーブルランプ

とても興味深いテーブルランプが入荷致しました!
ベルギーの現地ディーラー情報では1960年ごろのイタリア・アンティークということ。
ヴィンテージクラスのムラーノガラス製アートガラスランプになります。
※こちらは照明器具一式つきの商品です。
※サンプルとして電球を1つお付けいたします。
・・こちらは、きわめて「お宝」の可能性が高いアンティークです。
ぜひ、アンティークガラスのコレクターの方、ご判断をよろしくお願いいたします。
デニムでは、陶器やガラスに関しては専門ではありませんが、
こちらのランプに関しては、はじめてみた瞬間から、作品自体インパクトは十分。
まず目を留めない人はいないでしょう。
しかも、誰がどう見てもハンドメイド製のテーブルランプですが、
個人の趣味的な作品とは違って、この道を何十年も歩んてきたランプデザイナーが、
その仕事の一環として製作した作品、という、そんなプロフェッショナルなデザイナーズランプの印象です。
もちろん、ガレの作品のようにサインなどはありませんし、ディーラーからは単純なインフォメーションのみ、
60年代ごろのムラーノガラスランプという、基本情報しかありませんでした。
しかし、ガラスが専門外のデニムでも明らかにわかります。
あたかもプラスチック樹脂かのような、このような一体成型品を、昔ながらのハンドメイドで、
すなわちブローガラスで、どのように造形できたのだろうか、と。
非常に高度な職人技術でつくられています。
もちろん、左右非対称であったりする点で、製作精度はハンドメイドなりですが、
だからこそ、このような2つの球体が連結したような、マッシュルーム型が
製作できてしまうことに、本当に驚かされます。
またムラーノガラスらしい、レモンイエロー・モノトーンのスウェル(波文様)という色彩感覚も素晴らしい。
躯体の中心点から完璧に、その不規則な造形の沿いながらも均等な放射線を描いていて、
その製作技術とともに、卓越したデザイン感覚は全く芸術家クラスです。
推測ですが、何度も何度も失敗を繰り返しながら、製作できたのは1つか2つ、
といった状況だったのではないでしょうか。
ちょっとうがった見方をすると、偶然の産物、に近いのかもしれません。
まあ、何にせよ、こちらの作品はある程度の技術レベルに達したガラス職人が、
さらに上を目指すために製作したであろう、チャレンジングな意欲作、とデニムでは想像しています。
1960年代といえば、すでにガラス細工などは商業的な工業品なのが普通な時代だったと思います。
そんな時代の中、かつてのエミール・ガレなどに代表されるようなガラス工芸の制作を目指すアーティストが、
こちらのランプを製作した、というところなのでしょう。
いつか、どこかで同じランプを見かけることがあるかもしれません。
一生もののアンティークランプをお探しのアンティークファンの方、
こちらのランプを受け継いでいただけることをお待ちしております・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
48,600
円
参考市場価格:
47,250
円
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LOCKON CO.,LTD.