PANSIES / Oil Painting


デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。

ちょっとアンティークなセピアなトーンの中に浮かび上がる、色とりどりの”パンジーPansies”のお花たち。
素敵なゴールドギルトフレームに収められた少し大きめな静物画です。

輸入した絵画ディーラーの情報によれば、こちらは20世紀初めごろのイギリス絵画ということです。

作者は”アリス・ヴァン・ヘッジハムAlice Van Heddeghem”(19-20th)。
フランドル(オランダ)系と思われるイギリス人アーティストになります。

もちろん複製ではなく作家直筆のオリジナル作品になります。
サインは右下に赤字で入れられています。

作者に関する伝記的な情報はほとんどありませんが、アンティーク絵画のマーケット情報としては
20世紀初めごろの静物画家として、比較的名の知られたアーティストです。

名前からすると女性アーティストのように思いますが、彼女の静物画は欧米のアートオークションでは
かなり人気が高く、作品によっては結構、高額な値をつけている作品も見受けられます。

アンティークインテリアとして、ぴたりとはまる素敵な描写、見事な表現力、
そして作品の印象をより一層盛り上げる、シャビーなゴールドギルトウッドのアンティークフレーム・・。

これだけの好条件がそろっていれば、アンティークファンの食指が伸びるのにも納得です。

こちらの入手経路は、イギリス・ウェスト・ミッドランズWest Midlands、
ダドリーDudleyのアンティークディーラーより入手しました。

ディーラー情報によれば、出所は、イギリス人のプライベートコレクション(個人収集品)の放出品とのこと。

特に作品にまつわる出所情報はありませんでしたが、
普通に考えれば、このラージサイズのオイルペイントを飾れるほどの邸宅ですから、
前所有者はそれなりの富裕層だったと考えるのが自然かと思います。

もちろん、扱っていたディーラー自身も絵画専門のアートディーラーで、
主に富裕層を顧客に持つ高級骨董、および高級美術商。
厳選した高級絵画ばかりを扱っているディーラですので、作品の価値を見極める目は確かです。

さらに、かなりアンティーク絵画の自主研究が進んできたデニムが見ても、
素性の確かな作品であることは間違いはないと思われますので、
信頼してお求めいただければ、と思います。

年代情報については、額装は過去にリフレームされているかもしれませんので、
はっきりとは判断はできません。
作品の画風や経年の風合いから見て、ディーラー情報通り、第一次大戦前後、
1920年前後、と見て間違いなさそうな印象も受けます。

いずれにしても、100年近くは経過しているジェニンアンティーク(真の骨董)クラスの作品です。

が、しかし、そうは思えないほどのコンディションの良さ。

ボード(板材)ではなくキャンバスに描かれた骨董絵画でありながら、
ほとんどダメージらしいダメージもなく、フレームもアンティークのような雰囲気が味わい深い。

どちらかというと、美術品というよりも、素敵なアンティークインテリアとしておすすめしたいです。
メインの空間に使いやすい風格あるサイズで、エントランスなど、お客様をもてなす空間の演出には最適と思います。

でも、印象派の作風、およびインパスト(厚塗り技法)の力強い表現力は、
十分にアンティークアート上級者の方にもご満足いただけるもの。
アートコレクションとしてももちろん、役不足ではありません。

西洋骨董美術のシャビーなスティルライフを、ぜひエントランスに、書斎に、リビングに・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 162,000 円
参考市場価格: 157,500 円
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