ウィリアム4世William IVスタイル インレイマホガニー チルトテーブル

大変すばらしいインレイマホガニーの最高級アンティークテーブルが入荷いたしました!
今から何と!180年以上前、19世紀前半、ウィリアム4世治世下のイギリスで製作された、
ウィリアム4世WilliamWスタイルのチルトアップ式ウィンドウテーブルです。
見事なパーケットリー(幾何学文様の象嵌細工)、何と素晴らしい・・。
ハンドペイントではありませんよ。
全てがインレイワークです。
大きな輸入家具店に行くとこのような円形タイプの高級ソファテーブルが扱われていたりしますよね。
例えば、イタリア製だったり、アメリカ製だったり、
もしかすると“アンティーク”と謳われているヨーロッパ製(実は1970年ごろのヴィンテージ家具)、
なんてテーブルも家具店の中には存在しているかもしれません・・。
それらは全て・・“リプロダクション”(復刻家具)と呼ばれるコピー品。
そして、こちらこそが“ジェニン・アンティーク”というオリジナル品なのです。
すなわちこのテーブルは、現在出回っているそれら“ペデスタル・テーブル”のルーツとなるモデルにあたります。
こちらは正真正銘、ペデスタルテーブルが誕生した、今から1世紀半以上前に作られた本物です。
“ペデスタルPedestal”テーブルとは、テーブルの脚が四隅、あるいは両端にあるのではなく、
一般的に中央に1本、台座式に天板が支えられている構造をもつテーブルの総称です。
古くはイギリス18世紀半ばごろ、主に王侯貴族の朝食用テーブル(BreakFast Table)として多くみられたデザインで、
19世紀以降、高級なダイニングテーブルのデザインに多く取り入れられています。
その後、ペデスタルテーブルは、小ぶりな“トライポッド”(一柱式三脚)型の三つまたから
大きめサイズの四つまたタイプも見られるようになり、
また、台座の構造も1本柱から2本柱、3本柱・・と増加し、
マルチレッグの“ピラーテーブル”Piller Tableも派生していきました。
おそらく現在のペデスタルテーブルの構造的なルーツは、
こちらのテーブルが作られたの19世紀後半あたりに確立されているように思われます。
そのペデスタルテーブルが確立された当時、リアルタイムな時代に製作されたこちらのアンティーク。
厚みあるオクタゴン(八角形)のテーブルトップに、三つまた一本柱のペデスタル構造、
やわらかなシルエットラインのオールドフレンチ系デザインは、
1830年ごろのウィリアム4世様式のど真ん中!
当時の最先端のデザインが用いられています。
素材はマホガニー無垢ベース。
現代の最高級マホガニー、ホンジュラス産クラスが一般材だった頃の最高級中米産マホガニーになります。
通称、スパニッシュ(スペイン領)マホガニーと呼ばれています。
そのソリッドトップに、天板一面には見事な”サンバースト”のようなパーケットリーを、
8面シンメトリーで寄木細工。
ん?
ところで、この時代にサンバースト(雲間をついて現われる強い日ざし)のデザインなんてありましたっけ?
当時としてはかなり斬新なインレイデザインだったことでしょう。
さらにストリンギング(線象嵌)、チルトアップ機構など、
随所に貴族階級が使用していたと思わせる流行のデザインや機能が取り入れられています。
一生をともにしたいアンティークテーブルをお探しの骨董ファンの方には、
ぜひお勧めしたい「至高の一品」といえそうです。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)・・。
価格(税込):
162,000
円
参考市場価格:
157,500
円
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LOCKON CO.,LTD.