ﾄｰﾈｯﾄTHONET No66ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙﾊﾞｯｸ ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾗｰｼﾞｱｰﾑﾁｪｱ
大変めずらしい椅子が入荷いたしました!
20世紀はじめごろ､ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞで製作されたｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙﾊﾞｯｸｽﾀｲﾙのｱｰﾑﾁｪｱです!
ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙﾊﾞｯｸ(背の中央の3本柱です｡)が特徴的な椅子ですが､製造ﾗﾍﾞﾙなどは剥がれ落ちているものの､
座面ｴﾝﾎﾞｽのﾃﾞｻﾞｲﾝ形状により､ﾄｰﾈｯﾄ製であることが分かっております｡
おそらくﾓﾃﾞﾙｺｰﾄﾞはNo66と思われます｡
No66はﾌｨｽｹﾙ社などでも同じﾃﾞｻﾞｲﾝが採用されていた人気ﾓﾃﾞﾙ｡
ﾓﾃﾞﾙNoから､かなり古い時代にﾃﾞｻﾞｲﾝされたﾓﾃﾞﾙであることが想像されますが､
現代の新ﾄｰﾈｯﾄ各社では今でもそのﾃﾞｻﾞｲﾝはつくられ続けています｡
ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱのﾛﾝｸﾞｾﾗｰ､と言って良いﾓﾃﾞﾙになります｡
ただその中でも､こちらは大変めずらしいｱｰﾑﾚｽﾄ(肘掛け)の付いたﾗｰｼﾞｻｲｽﾞﾀｲﾌﾟ｡
とても貴重なｺﾚｸﾀｰｽﾞｱｲﾃﾑとなっております｡
なかなか探しても見つかりませんよ!
ところで曲げ木椅子といえばﾄｰﾈｯﾄ､ﾄｰﾈｯﾄといえば曲げ木椅子､
というぐらいﾄｰﾈｯﾄのﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱは有名ですが､
中でもﾄｰﾈｯﾄ“NO.14”と呼ばれた最量販ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱは､誰もが認める｢世界の名作椅子｣｡
NO.14は､2億脚以上が世界に出荷され､
そのｼﾝﾌﾟﾙでﾓﾀﾞﾝなｽﾀｲﾙは現在でも多くの人々に愛されています｡
こちらのﾁｪｱが作られた20世紀初め当時､曲げ木椅子は全盛期で､
“元祖”ﾄｰﾈｯﾄ以外にも､ﾄｰﾈｯﾄに勝るとも劣らないﾃｸﾉﾛｼﾞｰを持ったﾏﾆｭﾌｧｸﾁｬｰも
多数存在し､各社ともしのぎを削りながら､良質でﾊｲｾﾝｽな椅子を開発していました｡
例えば､ﾌｨｽｹﾙ社やｺｰﾝ社､ﾑﾝﾀﾞｽ社などなど､
曲げ木椅子の歴史に名を残したさまざまなﾒｰｶｰたち･･｡
しかしながら､彼らが生み出した星の数ほどの作品群は､既に大半が過去の遺物で､
今ではもう､このような美しいｱｰﾑﾚｽﾄの付いた大柄なﾃﾞｻﾞｲﾝのﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱは
ｱﾝﾃｨｰｸﾁｪｱでしか見ることができなくなってしまいました｡
ちょっと寂しいことですね｡
次にこのような｢名作椅子｣にめぐり合えるのはいつのことでしょうか･･?
(Buyer/YM)
価格(税込):
54,000
円
参考市場価格:
52,500
円
[9]かごを見る
[0]TOPﾍﾟｰｼﾞへ
LOCKON CO.,LTD.