Wissant / Oil Painting


デニムがおすすめする”コンテンポラリーアート”のオイルペインティング(油絵)です。
今から100年ほど前、20世紀初めごろに描かれたフランス印象派のビーチスケープになります。

多くの人でにぎわう遠浅のビーチサイド。
オンシーズンなのでしょう、沖合にはヨットが風に乗り、夏真っ盛りと思われる季節感です。

こちらは20世紀初頭のフランスのビーチリゾートを描いた作品。

受け継がれてきたディーラー情報によれば、タイトルは’ウィサンWissant’。
おそらくは、フランス北部の小さな漁村、ウィサンの沿岸のスケッチと思われます。

作者は左下にサインがあるということですが、判読できず詳細は不明。
独特の画風から、かなり著名なフランス印象派の近代作家と思われますが、
残念ながらアーティスト情報を明らかにすることはできませんでした。

背面には20世紀当時のギャラリーラベルがあった痕跡は見られましたが、
保護のクラフトとともに、入荷時よりすべてはがれていて、
作品には特に参考になりそうな情報はありませんでした。

フレームはリフレームされた形跡もなく、おそらく、製作当時のオリジナルフレームと思われます。
感覚的には、やはりディーラー情報通り、100年ほどの歳月が経過した印象です。

作品から受ける印象としましては、経験を積み重ねた職業的なオイルぺインター、
あるいは美術を学ぶ学生を指導できる立場にある教授、などのように思われます。

権威ある専門家が見て、評価されるレベルのアーティストだったことがうかがわれます。

いえ、作品を見れば誰が見ても、フランス・インプレッショニストとして、
マスタークラスの作品であることは明らかでしょう。

こちらの作品が、確立された自身の技法をもって描かれた秀作であることは、
デニムが自信をもって断言させていただきます。

現時点では、価格的見て、お安くはないですが、一般的なアンティーク絵画に比べて、
それほど高値がついている作品ではありません。

ただ、特徴的な画風でサインもありますので、いずれアーティスト情報は明らかになるのではないかと思っております。
その時には注目をあつめ、作品相場が高騰する可能性を秘めていると思います。

遠近法などにこだわりなく視界を広く感じさせる構図、的確にそして計算高く描きこまれた光や影の表現力、
鮮やかに情景を印象付ける作品の色彩感覚、現代インテリアを感じさせるセンスある描写・・。

多くの人が、自分の手元に置いておきたいと思う、そんな魅力にあふれています。

作品のクオリティだって、誰がどう見ても、
美術を志す人が、自身が確立したテクニックを注ぎ込んだ「血作」に間違いありません。

こちらはイングランド東部、ノーフォークNorfolkのアンティーク絵画ディーラーより、
デニムが直接入手いたしました。

出所情報は、直近ではイギリス人コレクターのプライベートコレクションだったようです。
何でも、同じノーフォークの州都、ノリッジNorwichにあるヴィクトリア朝の邸宅から放出されたもの、ということ。

19世紀のころからの古い個人宅だったとのことで、当初からのワンオーナー(というのでしょうか?)の可能性も大いにあります。
身分の高い個人宅だったそうなので、書斎や個人事務所などに、いかにも飾られていた絵画のように思われます。

オールドフレンチスタイルのゴールドギルトウッドフレームも、シンプルでありながらも品格のある印象で、
アンティークなインテリアにもふさわしい雰囲気と思います。

その厚みの持たされたフレームデザインは、レトロモダンな印象派の作風とも相性は良く、
作品を引き立てているようにさえも見えます。

インテリアにこだわるアンティーク上級者の方にはぜひおすすめしたい、
素敵な20世紀インプレッショニストのファインアートです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 108,000 円
参考市場価格: 105,000 円
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