エドワーディアン インレイマホガニー コーナーキャビネット

今から100年以上前、イギリスで製作された
美しいインレイマホガニーのコーナーカップボードです。
ハンドメイドされた当時の富裕層の高級家具になります。
20世紀初頭、当時のデザイントレンドはイングリッシュ・アール・ヌーヴォーと呼ばれた時代。
ベルギーで始まり、瞬く間にヨーロッパ全土を旋風したアール・ヌーヴォーですが、
イギリスでは、独特の植物や曲線的なデザインよりも、
伝統的な直線的ラインが好まれました。
こちらのカップボードも、直線的で至ってシンプル。
トップのアクセントのデンタルコーニス(歯のように並んだ飾り彫り)や、
シルエットを引き締めるストリンギングインレイ(線象嵌)、
ガラスの扉は古くから受け継がれてきたアストラガル(玉縁状の桟)、
こうしたシンプルなデザインは、イギリスの家具が最も優れていたといわれる、ジョージアン様式がベース。
そして、ちょうどこの頃、リバイバルされたデザインとして人気の高かった、
トーマスシェラトンのデザインスタイル、シェラトン様式の影響も受けていると思われます。
いずれの様式でも、主材はマホガニー材が基本。
構成材にはイングランドパイン無垢が使用され、まさに18世紀ジョージアン様式そのもの。
「マホガニーの時代」といわれたマホガニー家具の優美さを楽しんで頂くのには、最適な一品です。
パテナ(色艶)と木目はまるで絵画のよう二さえ見えます・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
90,720
円
参考市場価格:
88,200
円
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LOCKON CO.,LTD.