エドワーディアン No442 ベントウッドクイーンアンチェア


貴重なアンティークベントウッドチェアが入荷しました!
第二次大戦前後、1940〜1950年代につくられたと思われる、クイーンアンスタイルのカフェチェアです。

※こちらは2脚ペアで入荷いたしました。

ベントウッドの元祖、旧トーネットThonet社が製作していたNo442、クイーンアンデザイン、
こちらはおそらく、その後継にあたるモデルと思われます。

・・100年近く経過したアンティークベントウッドのみがもつオーラ。
こちらはイギリスのコレクターよりお譲りいただいたコレクションアイテムです。

単一の椅子を、150年間になんと2億脚も製造・販売していたという、
世界史上、類を見ない巨大な椅子メーカーとして君臨した、かつてのトーネットThonet社。

ヨーロッパに端を発した第二次世界大戦で、不幸にもその企業体は各国の工場単位で分断されてしまいましたが、
その椅子づくりのDNAは、その残された工場が母体となり再生された、
ドイツやポーランド、チェコなどの新トーネットファミリー企業に、今でもしっかりと受け継がれています。

こちらはそのいずれかのファミリー企業が製作したチェアと思います。

素性が確かなプレミアムチェアなら、デザインも大変貴重なプレミアムデザイン。

ほとんど市場では流通することのないベントウッド・クイーンアンデザインのNo442、そしてNo450。
こちらのモデルは、そのクイーンアンモデルの後継にあたるモデルかと思われます。

アンティークファンの方ならご存知のように、トーネットはクラシックなタイプはほとんどが、
ドイツの古典様式、“ビーダーマイヤー”様式をデザインベースとしています。

しかし、進取の精神が旺盛なトーネットは、さまざまなデザインスタイルを自社の曲げ木家具に取り入れ、
20世紀初期には、2000種類ものデザインバリエーションがあったといわれています。

こちらのようなクイーンアンデザインも、そんな時代につくられたデザインバリエーションの一つ。

トーネットチェアの大半を占めていたビーダーマイヤーデザインに対し、
こちらは、ヨーロッパ各国向けに作られたイギリス式クイーンアンデザインです。

現在ではアンティーク市場でほとんど見ることがないので、かなりの少数派チェアだったことと思われます。
なので、存在しているだけでも奇跡なのに、それがこのコンディション・・。

さすが、このチェアの価値を知るイギリス人コレクター、コレクターズピースのアンティークです。
アンティーク上級者の方にはその価値はお分かりいただけることと思います。

トーネットコレクターが必死になって探し求めている、トーネット版クイーンアンデザインです。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません。

アンティーク・トーネットコレクターの方には、ぜひ、自信をもってお勧めいたします・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 32,400 円
参考市場価格: 31,500 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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