クイーンアンスタイル ウォルナット ネストテーブル


1960年ごろのイギリスで製作された、とても素敵なウォルナット製のディスプレイテーブルです。
3組のテーブルで構成されている、“トリオテーブル“になります。

“ネスト(入れ子式)テーブル”と呼ばれるこちらのテーブルは、文字通り、
サイズの異なる同型のテーブルを複数、入れ子状(ネスティング)に組み合わせたテーブルです。

ネスティングの仕方については、何種類かあり、ベーシックは一方向から3つのテーブルを収納するものですが、
こちらのテーブルは両サイド、2方向から小テーブル2つを大テーブル下に収納するタイプとなっています。

比較的ベースとなるテーブルのサイズが大きい場合に採用される構成です。

ネストテーブルは、テーブルとしては比較的新しい種類に入るものと思われますが、
アンティークの市場から推測するに、18世紀頃よりつくられ始め、
お茶の普及とともに広まっていったように思います。

日本ではあまりなじみのないテーブルかもしれませんが、
欧米ではリビングで来客用として使われることが多いようで、
大中小に分れたネストテーブルそれぞれに、お酒やコーヒー、スナックなどと、
メニューを分けて置いておもてなしをしていたようです。

デザイン的にはイギリスの伝統であるクイーンアンスタイルを踏襲しております。

クイーンアン様式は、18世紀のロココ様式の時代に流行したデザインスタイルです。
英国家具らしい生粋の古典様式で、家具の分野ではウォルナット製の家具素材が中心でした。

まさにこちらのような・・。
こちらは、当時ものの家具を忠実に再現した、高級リプロダクション(復刻家具)と言って良いでしょう。

繊細な彫刻が施された、美脚の“カブリオールレッグ”がとても魅力的ですね。
サーペンタイン(波型)の天板と幕板も、トラディショナルなブリティッシュスタイルです。

ぜひアンティークファンの方の、ティータイムにお役立てください・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 86,400 円
参考市場価格: 84,000 円
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