Woman and child standing in grassland/Oil Painting


デニムがおすすめする”コンテンポラリーアート”のオイルペインティング(油絵)です。
今から半世紀ほど前、20世紀半ばに描かれたフランス印象派の肖像画になります。

太陽がまぶしい季節。
でも、風も心地よく感じる陽気なのでしょう、そろそろ夏到来。

こちらは1950年代ごろのフランス画派による作品といわれています。

作者のサインは右下にあります。
ただ判別はできず、詳細は不明。

独特の画風、そして赤い文字のサインから、かなり著名なクラスのフランス印象派の20世紀作家と思われますが、
残念ながらアーティスト情報を明らかにすることはできませんでした。

フレームの状態や背面を見ると、近年にリフレームされているものと思われ、
クラフト紙と裏板で封印もされているため、ギャラリーラベルなどの痕跡も確認はできませんでした。

手がかりになりそうな情報は作品周りにはありませんでした。

ただ、見る人の気持ちを晴れやかにする、すがすがしさに満ちたこの作品。
権威ある専門家が見て、評価されるレベルのアーティストだったことがうかがわれます。

作品から受ける印象としましては、経験を積み重ねた職業的なオイルぺインター、
あるいは美術を学ぶ学生を指導できる立場にある教授、などのように思われます。

作品を見れば誰が見ても、フランス・インプレッショニストのマスタークラスであることは明らかでしょう。

こちらの作品にしても、確立された自身の技法をもって描かれた秀作であることは、
デニムが自信をもって断言させていただきます。

現時点では、価格的見て、お安くはないですが、一般的なアンティーク絵画に比べて、
それほど高値がついている作品ではありません。

ただ、特徴的な画風でサインもありますので、いずれアーティスト情報は明らかになるのではないかと思っております。
その時には注目をあつめ、作品相場が高騰する可能性を秘めていると思います。

浮世絵のように平面的でも視界に奥行きを感じさせる構図、的確にそして計算高く描きこまれた光や影の表現力、
鮮やかに情景を印象付ける作品の色彩感覚、現代インテリアを感じさせるセンスある描写・・。

多くの人が、自分の手元に置いておきたいと思う、そんな魅力にあふれています。

作品のクオリティだって、誰がどう見ても、
美術を志す人が、自身が確立したテクニックを注ぎ込んだ「血作」に間違いありません。

こちらはイングランド南東部、イースト・サセックスEast Sussexのアンティーク絵画ディーラーより、
デニムが直接入手いたしました。

ディーラーは、印象派、ポスト印象派の現代作家の作品をメインに扱っている専門ディーラー。
ですから、印象派の作品を見る目は確かです。

出所情報は、直近ではイギリス人コレクターのプライベートコレクションだったとのこと。
詳しいことは不明ですが、20世紀中盤のフランス人あるいはイタリア人画家による作品、
という情報だけが引き継がれてきたようです。

いかにも、身分の高い個人宅の書斎や個人事務所などに、飾られていた個人蔵の絵画のように思われます。

オールドフレンチなパステルブルー&ゴールドのカラーフレームも、品のあるシャビーな印象で、
アンティークなインテリアにもふさわしい雰囲気と思います。

そのエイジングされたかのようなフレームデザインは、レトロモダンな印象派の作風とも相性は良く、
作品を引き立てているようにさえも見えます。

インテリアにこだわるアンティーク上級者の方にはぜひおすすめしたい、
素敵な20世紀のファインアートです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 118,800 円
参考市場価格: 115,500 円
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